安田顕と榮倉奈々が夫婦役でW主演 『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が実写映画化へ
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(C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
Yahoo!知恵袋の投稿をもとにしたコミックエッセイ『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が安田顕と榮倉奈々のW主演で実写映画化されることが決定した。
2010年、Yahoo!知恵袋に「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」と題した質問が投稿された。タイトルどおりの妻の不思議な行動について質問したその投稿にインスパイアされたボカロP“ほぼ日P”がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、刺激を受けたネット上の一般クリエイターたちが数多の自作の派生動画を投稿することに。さらに、翌年2011年にはコミックエッセイ化もされ、現在第3巻まで発売、発行部数累計15万部を超える人気をみせている。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、その実写映画化作品だ。
(C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
榮倉が、不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを、安田が、冷静なちえの夫・じゅんを演じる。『余命1ヶ月の花嫁』『図書館戦争』やドラマ『東東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で知られる榮倉と、演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーで、『変態仮面』シリーズやドラマ『小さな巨人』(TBS系)に出演中の安田がどんな夫婦を演じるのか注目だ。公開されたビジュアルでは、榮倉演じるちえが、ワニに頭をかじられた衝撃的なシーンが収められている。
また、『愚行録』『ハルチカ』の小出恵介と、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役とし知られる野々すみ花の主演も発表されている。メガホンをとるのは、松山ケンイチ主演の『デトロイト・メタル・シティ』で知られる李闘士男監督。映画は、すでに撮影を終え、現在ポスプロ作業中。Yahoo!知恵袋に実際に投稿された質問は、以下のとおり。
どういうことなのでしょうか?
家に帰り玄関を開けると妻が倒れていました。
最初は驚きましたが毎日やるので
ほら起きてと流すようになりました。
すると翌日は口から血を流しており、
1週間後は白いTシャツが血まみれだったり
最近ではネタがなくなったのか?
または煮詰まりすぎて思考が狂ってきたのか?
頭に弓矢が突き抜けていたり、
ビニール袋を被っていたり(息してるので思いっきり袋が伸縮している)
昨日は軍服を着て銃を抱えたまま名誉の戦死を遂げていました。
もちろん妻の横を素通りしています。
妻はどうして欲しいのか?
そしてこの先どこに行きたいのか?
全く分かりません。誰か教えてください。
この間など頭に弓矢が貫通したまま
夕飯を作っていました。
(投稿者:kkajunskyさん)
(投稿ページリンク先:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1243817632 )
映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は2018年春 全国公開。
榮倉奈々 安田顕 小出恵介 野々すみ花
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(PHP研究所刊/作:K.Kajunsky、漫画:ichida)
監督:李闘士男
脚本:坪田文
配給:KADOKAWA
【あらすじ】
サラリーマンのじゅんが仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を出して倒れていた!慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。「ククク……」と倒れていたちえが笑う。「驚きましたか??」ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけのちえ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか
(C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会