アラーキーは妻・陽子をどう写し出してきたか 『荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』展が7月より開催

2017.5.29
ニュース
アート

「センチメンタルな旅」より 1971年

荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-』展が、2017年7月25日(火)~ 9月24日(日)にかけて東京都写真美術館2階にて開催される。

荒木経惟は、東京都写真美術館の重点収集作家のひとり。これまで国内外で行われてきた荒木の展覧会は数多くのシリーズから成る回顧展的なものが多かったが、本展では荒木の膨大な作品群から重要な被写体である妻「陽子」というテーマに着目。展示構成は「センチメンタルな旅」をはじめ、陽子に関連した様々なシリーズから成り、1960年代の初期の作品から展覧会に向けて撮影される最新作までが出品される。なお、展覧会タイトルの「センチメンタルな旅」は、1971年に出版された私家版の写真集の書名で、荒木経惟の写真人生そのものを象徴する言葉である。

荒木自身が「陽子によって写真家となった」と語るように、荒木にとって陽子は最も重要な被写体だ。陽子にフォーカスすることで、荒木の写真の神髄である「私写真」について考察していく本展。気になる方はぜひ足を運んでみては。

イベント情報
総合開館20周年記念
荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-


会期:2017年7月25日(火)~ 9月24日(日)
会場:東京都写真美術館2階
開館時間:10:00–18:00(木・金は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)
観覧料:一般900(720)円、学生800(640)円、中高生・65歳以上700(560)円
※( )は20名以上の団体料金 ※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方
とその介護者は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2795.html
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