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「侍」と祝祭を映すE・K・ブラウンの写真展『Japanese Samurai Fashion』

2017.6.6
ニュース
アート

エバレット・ケネディ・ブラウン作品

エバレット・ケネディ・ブラウンの写真展『Japanese Samurai Fashion - 野馬追の侍たちが纏う祝祭の精神 -』が、6月6日から東京・表参道のスパイラルガーデンで開催される。

1959年にアメリカ・ワシントンD.C.に生まれた写真家のエバレット・ケネディ・ブラウン。EPA通信社の日本支局長を務めた経験を持ち、1988年から日本に定住しながら『New York Times』『London Times』『Le Monde』といったメディアで作品を発表している。なお黒船来航時にペリーに同行した写真家のエリファレット・ブラウン・ジュニアは、エバレット・ケネディ・ブラウンの先祖にあたる。

同展で展示される作品シリーズ『Japanese Samurai Fashion』は、福島・相馬地方で伝承されてきた祭礼「野馬追」を取材したもの。露光時間の長い古典的な写真技法「湿板光画」によって、武家装束に身を包んだ人々の肖像を捉えた作品や、袴の模様を写したデジタルのカラー写真などが展示される。期間中の6月17日には、ブラウンとファッションデザイナーの滝沢直己によるトークイベントを開催する。

なおブラウンの写真集『Japanese Samurai Fashion』が3月に刊行されている。