『ワイルド・スピード ICE BREAK』にはメロンソーダをお忘れなく!HONEBONE EMILYのゆるふわ映画談 vol.4
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こんにちは!男女J-pop/フォークデュオHONEBONEのVO.担当高円寺系ハーフEMILYです!
今回の写真はなんのひねりもなく父ちゃんの愛車を運転してる風な「ワイスピ写真」です。日常では誰よりも安全運転な私です。。
さて!
観てきた観てきた観てきた!!
『ワイルド・スピード ICE BREAK』ほう…。
私正直ワイスピシリーズには興味がなかったんですが、友人が「ワイスピ、ICE BREAK観てえなあ~」って言っているのを見て、「え、ごめん、あれってどうなの?」と聞いたところ、「いや、観たほうがいいよ!」
と言われましてね。半信半疑…。
でも、ICE BREAKが公開されたのは4月27日くらいで、私が友人とその話をしたのが4月25日くらいだったから、
「やべえええ見返す時間足りねえ」と思ってその友人に相談すると、
「解説してやるし、観るのは『ワイルド・スピード MAX』からでいいよ!」
と言われ、友人の解説付きで『ワイルド・スピード MAX』(※シリーズ4作目)から、観始めることに。
登場人物は回を追うごとにキャラが濃くなっていくし、登場人物のバリエーションも豊富で観てて飽きなかった。立ち向かう敵はだんだんと強くなり、それに対して企てる作戦もどんどんとエスカレートしていく…。そんな私はまんまとこのワイスピの魅力に飲み込まれていた…。
さて、本題にいこうか!(毎回だらだらしちゃいがち)
(C)Universal Pictures
【あらすじ】
シリーズ最新作の今作品!今まで強固な絆で結ばれていた”ファミリー”のボスであり主人公のドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより仲間がバラバラになっていく様を描く。「ドム!なぜ!?なぜなんだ!?」
うん、今回は短めにしました。
なんかね、語るより観てって思う。(おい、それは一番言っちゃダメだろ。)
嘘、ウソ!話すけどさ、なんていうか「言葉じゃない」感じが本当に映像に全部ぶっこまれてて、最高だった!
私は今までのシリーズの中で、今回の『ICE BREAK』が一番好きだったかな。前回のスカイミッションも捨てがたい、エンディングに泣かされてしまったんだが。
っていうのは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(※シリーズ7作目)まで出演していた、主人公ドムの右腕役ブライアン・オコナーを演じるポール・ウォーカーが事故で亡くなってしまったことにより、スカイミッションでは急きょエンディングの差し替えがあったとか。それを聞きながらして観るスカイミッションは本当に泣けた。エンディングが変わってしまった俳優陣が、もうそこにはいないブライアンを眺めながら演技をする。「泣けるぜええ」ってなってたのが、最近だったから、その勢いのまま観に行けてよかった!
私の大好きなホブスを演じるザ・ロック/ドウェイン・ジョンソン様もご健在!
この作品マッチョ・坊主が割と多めに登場する作品なのですが、ドムをはじめ、ホブス、スカイミッションで現れたショウ(兄)を演じるジェイソン・ステイサム様…私好みのマッチョメンズたちがこれ見よがしに戦う様は!!…うう、マジでセクシー!! それだけでも最高だっていうのに、今回の作品はあの人がああなったり、あの人があんなことしちゃったり!って、展開が変わるスピードが速いし、仲間や敵が華麗に入れ替わるシーンはワクワク度大!!!
(C)Universal Pictures
囚人服を着てバトルするホブスとショウの刑務所のシーンは圧巻だったね。ジェイソン・ステイサムが持つ身体能力をすべて出し切ってる感じだよね。ちょっとまってついていけない!展開かわりすぎだし!「感情移入ついていけないのでは!?」なんて心配しちゃうあなた!いや、ご安心を。すーーーぐついていけるようになっております。体をゆだねてごらんください。
ドムが”ファミリー”を裏切ってしまうシーンでは「なんでやねん!ドムなんでやねん!えええええ!」ってまんまと制作サイドの罠にはまっていましたよ。そのあとの展開にも期待しちゃってください。
この作品、私的におすすめなのが「友人と観る」こと。正直、私はこの作品に「突っ込み」を入れなければ気が済まない。だって、今までの作品もそうだけどまず、「なんで大事故に遭ってるのにみんな元気なの?死なないの!?」っていう疑問というか、現実離れしすぎちゃってる感があったのさ。それをぜ友人と見ながらガンガン突っ込んでやってください。たぶん痛快だから。この作品、さんざん「ファミリー!」とか言いながら、お気に入りキャラが割とあっけなく死んだりなんかして、「あいつは死んだ…」って、セリフだけで回収されちゃってたりする。「まじかよおおおお!」な展開が満載なのと、ドム率いる”ファミリー”たちが悪に立ち向かう際に企てる作戦が全部もれなく「ぶっ飛んでる」のも見どころ。
(C)Universal Pictures
こればっかりは本当に突っ込む方が楽しいし、片手にポテチとコーラ持って「わっはっは!」ってやりたいところ。
まあ、本当に制作サイドに物申したいのは「登場人物みんなメタヒューマンだよね?」ってことくらいかな。
まあ、完全笑っちゃってるけど、本当に“MARVEL作品”じゃないことにいつも驚かされる。
だってスカイミッションに至っては、車を飛行機からパラシュートつけて落としたり、ビルとビルの間を車が飛んだり。「あほか!」ってぼやきながら観るのが最高。んで、今回は氷でどうにかしようってんだから…。本当に氷の上に戦車を走らせちゃうシーンはゲラゲラ笑ったし、私の大好きなローマンとテズコンビがさく裂してたしかわいかったし。結構アクロバティックだから意外と手に汗握ってましたよ。あとから考えるとすんごい面白い。
そんないろんな”お楽しみ”要素が詰まったワイスピシリーズだが、今作品は最終章となる三部作の一作目となるらしい…。終わりまでのカウントダウンが始まっている。え、なんか悲しい…。
私、ワイスピが流行りだした頃、まだ映画館で働いていたんですよ。んでね、ワイスピを観に来る方々があまりにもなんていうか、“リア充”な感じがしたんですよ。そう!カップルがとても多くて。若いお客様が多かったのを覚えてる。みんな揃って“メロンソーダ”を頼む。(私の記憶の中ではね)。
「私には関係のない作品だわこと」なんて思っていたが、今じゃこの様…。一人ひとりのキャラが好きだし、死んだときは結構へこむし、「車なんか興味ないわ!」という私が楽しめるわけだから、アクション好きな人とかにとってはもう最高じゃないかな。
(C)Universal Pictures
このシリーズ、回を追うごとに登場する高級車にフォーカスは当たってるけど、それだけじゃない、“仲間の美しい関係”に一番フォーカスが当たってる気がして、超高級車が出てきてみんなが喜ぶシーンで思ったことは、私自身はこの高級車については知らないけど、喜んでいるキャラクターを観てうれしい気持ちになる、といことだった。
そう、キャラクターへの感情移入がもう、うまい具合に操作されてるわけよ。まんまとね!
夏前の昼下がりで天気がいい日に、ぜひ誰か暇人でも誘って突き合せちゃえ。あ、メロンソーダはお忘れなく!!
映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』は公開中。
監督:F・ゲイリー・グレイ「交渉人」、「ミニミニ大作戦」、「ストレイト・アウタ・コンプトン」
脚本:クリス・モーガン「ウォンテッド」、「ワイルド・スピード」シリーズ(※3作目以降全てを担当)
製作:ニール・H・モリッツ「アイ・アム・レジェンド」、「ワイルド・スピード」シリーズ(※シリーズ全作)、ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォレスト
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ヘレン・ミレン、ナタリー・エマニュエル、エルサ・パタキー、スコット・イーストウッド、カート・ラッセル and シャーリーズ・セロン
公式サイト:http://wildspeed-official.jp/
(C)Universal Pictures