「BRAVE10」中村優一が自己最多の殺陣に挑戦、宮城紘大は脇腹チラリ

2017.6.29
ニュース
舞台

舞台「BRAVE10」ゲネプロより、中村優一演じる霧隠才蔵。

舞台「BRAVE10」が、本日6月28日に東京・全労済ホール / スペース・ゼロにて開幕。これに先がけ、ゲネプロと囲み取材が本日行われた。

本作は、真田十勇士を題材とした霜月かいりのアクションマンガが原作。脚本・演出・映像を「戦国BASARA」のヨリコジュンが手がけ、伊賀の若き忍者・霧隠才蔵役を中村優一、出雲の巫女・伊佐那海役を礒部花凜、真田幸村役を伊万里有が務める。

才蔵と伊佐那海の出会いをきっかけに、幸村の小姓・海野六郎(宮城紘大)、くノ一のアナスタシア(護あさな)、戦うことに快楽を感じる由利鎌之介(櫻井圭登)、甲賀忍者の猿飛佐助(北川尚弥)、狙撃を得意とする筧十蔵(鷲尾修斗)、伊佐那海の兄を自称する三好清海(新井將)、爆撃が得意な少年・弁丸(篠原立)、湖賊の根津甚八(小波津亜廉)という十勇士が幸村のもとに集結。そこに、伊佐那海の持つ奇魂(くしみたま)を狙う伊達政宗(小坂涼太郎)や服部半蔵(遊馬晃祐)らが現れ、幸村と十勇士は戦いに身を投じていく。

劇中では、各々の特徴的な武器を使用した激しい殺陣やアクションが展開。またヨリコが得意とする映像をふんだんに盛り込んだ演出や、テンポのよい掛け合いが披露されるコミカルなシーンも見どころの1つとなっている。

囲み取材には中村、伊万里、宮城、小坂、遊馬が登場。主演の中村は「『BRAVE10』は今までの役者人生の中で一番殺陣の多い作品だと思います。こんなに動き回ったことはないというくらい身体を動かしていますので、その熱量を感じていただけたら」と手応えを見せ、自身の役どころについては「ツンツンしながらも伊佐那海に対して優しいところが魅力的だと思います。ステージ上だけでなく会場全部を使って『BRAVE10』の世界を表現したいです」と意気込みを語る。

幸村役の伊万里は「人間味のある人柄をしっかり出して、みんなを引っ張っていきたいですね。同時に幸村の女好きな面も見せていきたいなと(笑)」とニヤリ。六郎を演じる宮城は「六郎は、幸村に対して命を捧げるくらい強い思いを持っているキャラクター。精一杯幸村を支えたいと思います」と宣言。また露出の多い六郎の衣装について、「ダイエットをがんばってきたのでそこに注目してもらえたら」とアピールし、衣装の隙間から脇腹をチラリと見せた。

奇魂を狙う政宗を演じる小坂は「彼はいいとこ取りというか、漁夫の利みたいなところがあるんですが(笑)、少ない殺陣の中で男の余裕を見せられたら」と抱負を述べ、同じく奇魂を手に入れるべく画策する半蔵役の遊馬は「カッコいい映像、音楽だったり、衣装だったり、それらに負けないようにこのキャラクターを演じ切りたい。最強の敵である半蔵として十勇士に立ち向かいたいです」と闘志を燃やした。公演は7月2日まで。なお千秋楽公演は映像配信サービス・GYAO!が運営するニゴステにて生配信される。

舞台「BRAVE10」

2017年6月28日(水)~7月2日(日)
東京都 全労済ホール / スペース・ゼロ

原作:霜月かいり「BRAVE10」(KADOKAWA刊)
脚本・演出・映像:ヨリコジュン

キャスト

霧隠才蔵:中村優一
伊佐那海:礒部花凜
真田幸村:伊万里有
海野六郎:宮城紘大
アナスタシア:護あさな
由利鎌之介:櫻井圭登
猿飛佐助:北川尚弥
筧十蔵:鷲尾修斗
三好清海:新井將
弁丸:篠原立
根津甚八:小波津亜廉
石川五右衛門:立道梨緒奈
伊達政宗:小坂涼太郎
服部半蔵:遊馬晃祐
ほか

(c)霜月かいり・KADOKAWA / 2017舞台「BRAVE10」製作委員会