片寄涼太に抱きつく数原龍友、‟演技派”メンディーは迫真の寸劇!映画『兄に愛されすぎて困ってます』でGENERATIONSが舞台挨拶
GENERATIONS from EXILE TRIBE
7月2日(日)、東京・丸の内ピカデリーで映画『兄に愛されすぎて困ってます』の舞台挨拶が行われ、キャストの片寄涼太が登壇した。イベントには、片寄の映画初出演を祝し、主題歌「空」を担当したGENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、数原龍友、小森隼、佐野玲於、中務裕太、関口メンディーも駆けつけた。
『兄に愛されすぎて困ってます』は、Sho-Comi(小学館)で連載中の夜神里奈原作の同名少女漫画を、『黒崎くんの言いなりになんてならない』の製作チームが実写化する映画。土屋太鳳演じる女子高校生・橘せとかが、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)演じる血の繋がっていない兄・はるかや、千葉雄大演じる初恋相手・芹川高嶺ら年上のイケメンたちに言い寄られ、突如訪れた人生初のモテ期に突入するようすを描く。先日まで日本テレビにて放送されていた映画に続く連続ドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』は、最終回が深夜帯ながら3.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録している。
この日の舞台あいさつは、本編上映後の興奮冷め止まない中行われた。客席の間を通って登場したGENERATIONSに、会場からは大きな歓声が沸き起こっていた。先ず登壇した片寄は「公開から3日目ということで、心強いGENERATIONSのメンバーが来てくれて嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さんが宣伝隊長となって作品を盛り上げてくれたらなと思います!」と挨拶。続いて白濱が「本日はご来場いただきありがとうございます!微力ながら盛り上げられたらなと思います。よろしくお願いします!」と挨拶をすると、続く数原は「橘せとか役を演じさせていただきました土屋太鳳です。素敵なキャストの皆さんとスタッフに囲まれて、こんなに沢山の皆さんにお集まりいただいてお兄には本当にお世話になりました。素敵な映画になったと思います。皆さんよろしくお願いいたします!」と、橘せとかを演じた土屋太鳳になりきって会場を盛り上げていた。
片寄涼太
また、小森が渋い声で「微力ながら盛り上げられたらと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶すると、佐野は「監督の佐野玲於です!目指せ興行収入100億で!よろしくお願いします!」と、こちらは河合勇人監督になりきってコメント。続く中務は「お兄のヘアメイク担当の中務です!」と、こちらもノリノリ。最後にメンディーが挨拶しようとすると、すかさず白濱が「お爺!」と茶々を入れていた。これにはメンディーも「せめてお父にして!」と返し、メンバーの仲の良さを見せつけていた。メンディーはあらためて、「涼太とはずっと一緒にいるんですけど、本当に頑張っていたので、こうやって映画が完成して皆さんに観てもらえるのが本当に嬉しいです」と挨拶している。
同作をすでにに鑑賞したというGENERATIONSのメンバー。作品の感想を聞かれると、小森は「涼太君が撮影していた期間がちょうど僕たちが初めてのアリーナツアーをまわらせていただいていた時だったので、作品に取組む姿勢や、ストイックに役作りをしている涼太君を見ていたので、内容もすごく面白かったんですけど。あの時こういうシーン撮ってたんだろうなと思うと、涙ぐんでしまうところもあったり、なかったり(笑)、本当に素敵な映画だなと感じました」とコメント。メンディーは、「僕こう見えてラブコメ好きなんですけど(笑)。すごく面白くて、やっぱりキュンキュンしちゃいますよね。すごく僕好みの映画でした!」と、ラブコメ好きの観点から絶賛していた。
また、主題歌「空」が収録された7月5日発売となるGENERATIONSの4枚目のアルバム『涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた』と、アルバムを引っ提げての2度目のツアーもトークのテーマに。ここでも数原は、「前回は数原龍友として周らせていただいたんですけど、今回のツアーは土屋太鳳として、歌とダンスを見せていただければなと思います!(笑)」とユーモアたっぷりに語っていた。
その後は、GENERATIONSのメンバーが、『兄こま』に登場する名シーンを実演するコーナー「お兄VS GENE 胸キュン♡セリフバトル」を開催。本家である片寄と、GENERATIONSメンバー対抗で、映画を彩る名台詞の数々を再現した。
先ず初めに挑戦したのは「せとか、このままバックれよっか。」と、はるかがせとかに語りかけるシーン。せとか役は、土屋になりきっている数原が担当し、
はるか役は中務が演じることに。映像に合わせ、胸キュン名台詞を言うかと思いきや、中務は「せとか、このままホルモン食べにいこっか」とまさかのアドリブを披露。
ホルモン大好きの数原もジャケットを脱ぎ、「このままジム行こっか」と、爆笑のチームワークを見せていた。
さらに、ここであらためて、この名シーンを実際にはるかを演じた片寄自身が披露することに。映像に合わせ、片寄が「龍友、このままバックれよっか」と本番さながらの真剣さを見せると、数原は間髪入れずに「うん!」と答えて片寄に抱きついていた。
続いては、千葉雄大演じるセレブ系ののしり王子・芹川高嶺の名台詞「せとか、お前をさらいに来た」に挑戦。ここでもせとかを演じるのは数原だ。高嶺役を演じるのは、個人的に千葉の大ファンだという小森。「この間ラジオでも一緒に話させていただいたんですけど、カッコ良すぎて僕がキュンキュンしちゃいました!」とファンであることを明かしていた。そして、映像と共に「せとか、お前をさらいに来た」と、千葉そっくりの演技を披露。これに数原は、「やーだ、まだ足りない!」と応えていた。
次に再現するのは、草川拓弥演じるホスト系スウィートBOY・美丘千秋の名台詞「君は僕を、好きになる。」。手を銃口の形にしてせとかの胸を打ち抜くこのシーンには、「GENERATIONSイチの演技派」だというメンディーが挑戦した。せとか役はひき続き数原。メンディーが「できるかな~」と頭をかきながら、ジャケットを脱ぐと、数原もジャケットを脱いで、互いにガタイの良さをアピールする一幕も。そして、映像が始まると、メンディーはマイクを床に置き、アメリカの刑事ドラマさながらに銃口を構えるポーズをとり始める。さらに、メンディーは鼻息を荒くし、「せとかー!来るな!来るなー!」と叫び、数原を銃で撃ち抜くというまさかの寸劇を披露。迫真の演技に、会場も爆笑に包まれていた。
最後は、寝言を言うせとかに「他の男にばっかふらふらしてんじゃねーよ。はやくおれを好きになれ。」と、はるかが急接近するシーン。せとかを数原が、はるかはを白濱が演じた、白濱は、映像に合わせてステージで横になっている数原に近づくと、カタコト気味で「ホカのオトコにバッカ、フラフラスルンジャナイヨ」と言い、数原に顔を近づけ、「アナタ、キレイなミミしてる」と想定外のアドリブを披露。急接近する二人に、会場からは歓声が上がっていた。
GENERATIONS from EXILE TRIBE
舞台挨拶の最後には片寄が挨拶。「本日は本当にありがとうございました。自分自身、初めて出演させていただいた映画ということで、少しずつ感想をいただいたりして、それが凄くパワーになっています。これからも沢山の人に愛される映画になれば良いなと思っておりますので、ご覧になった方々がまた兄こまをオススメしてくれると大変嬉しく思います。今日はGENERATIONSのメンバーも来て、三日間続いた舞台挨拶の中でも一番の盛り上がりがありました。あらためてGENERATIONSのメンバーがいないと自分は成り立たないなと思いました。メンバーにも感謝して、引続き頑張りたいと思います。本日はありがとうございました!」と謙虚な言葉でイベントを締めくくっていた。
映画『兄に愛されすぎて困ってます』は公開中。
監督:河合勇人( 「黒崎くんの言いなりになんてならない」「俺物語!!」)
脚本:松田裕子(「黒崎くんの言いなりになんてならない」「花咲舞が黙ってない」)
原作:夜神里奈「兄に愛されすぎて困ってます」(小学館「Sho-Comi」連載中)
出演:土屋太鳳、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大
草川拓弥(超特急)、杉野遥亮 ほか
告白12連敗中で全くモテない女子高生・橘せとか(土屋太鳳)は、恋に恋するちょっと恋愛体質な女の子。
そんなせとかをずっと見守ってきたのは、ヤンキー系でクールだけど実は誰より妹想いなイケメン兄・橘はるか(片寄涼太)。2人は血がつながっていない兄妹だけど、その事実を知っているのは兄のはるかだけ。
そんな中、せとかの同級生で癒し系ヘタレ男子な国光(杉野遥亮)の兄であり初恋の相手、超毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺(千葉雄大)が数年ぶりに現れて、せとかに急接近! さらにいつも甘い言葉でせとかをお姫様扱いしてくれる年上の先輩・美丘千秋(草川拓弥)まで現れ、突如訪れた人生初のモテキにせとかは戸惑いを隠せない。