オハッド・ナハリンのイマジネーションがダンサーたちとつくりあげた“現代へのひそやかなメッセージ”

SPICER
『LAST WORK−ラスト・ワーク』舞台写真 (C)Gadi Dagon

『LAST WORK−ラスト・ワーク』舞台写真 (C)Gadi Dagon

画像を全て表示(2件)

ダンスカンパニーが数多く活躍するイスラエルの中で、最も注目を集めるバットシェバ舞踊団が、2017年10月にオハッド・ナハリン演出・振付による『LAST WORK−ラスト・ワーク』を携えて来日する。

『LAST WORK−ラスト・ワーク』は、世界の現代ダンスシーンを牽引する振付家オハッド・ナハリンの豊かな知性と感性と、バットシェバ舞踊団の驚異的なダンサーたちの技量が合わさって、観客に語りかけるような、問いかけるような現代へのひそやかで強烈なメッセージが含まれている。 

『LAST WORK−ラスト・ワーク』舞台写真 (C)Gadi Dagon

『LAST WORK−ラスト・ワーク』舞台写真 (C)Gadi Dagon

幕が上がると現れるシンプルな舞台、その奥を走る一人のダンサー。 止まることもペースを乱すこともなく、舞台を一瞥することもない、 どこへ向かうのか、何故走っているのか――。ダンサーたちが一人、また一人と舞台に現れ、それぞれが別々な動きに集中することで、乱れ始める舞台上の空気。祈る人、ささやく人、囚われる人、逃げる人…… 様々な人々の営みがそこに展開する。観る者の想像を喚起し、謎めいた物語が浮かび上がる中、やがてエネルギーは溢れだし、舞台は静から動へ、激しさを増してゆく。


ナハリンの描こうとする世界をしなやかかつパワフルに、そして雄弁に語るバットシェバ舞踊団のダンサーたち。ダイナミックな動きに宿る野性味と、繊細さを併せ持つ、圧倒的な身体が放つ生命の踊りは、観客の心を捉えて離さない。

ダンスの可能性を極め続けるオハッド・ナハリンが、今日の世界に向けた鋭くも温かい眼差し。その視線の先にあるものを見に行こう。

公演情報
バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン
『LAST WORK-ラスト・ワーク』


■10月28日(土)・10月29日(日)15:00
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
■10月31日(火)北九州公演
北九州芸術劇場
■11月3日(金・祝)愛知公演
愛知県芸術劇場
■11月5日(日)びわ湖公演
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

演出・振付:オハッド・ナハリン
出演:バットシェバ舞踊団

チケット:7月22日(土)一般発売(埼玉公演)

http://www.saf.or.jp/stages/detail/4012

 

 

シェア / 保存先を選択