若手アーティストの発掘・育成を目指す『アートアワードトーキョー 丸の内 2017』 今年から一般参加者による投票も

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2017.7.14
「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」作品1 左:『大山椒魚濁流図屏風』 丹羽 優太(京都造形芸術大学) 中央:『虹』 青野  真澄(日本大学芸術学部) 右:『THE road of the line』山田  茜(名古屋芸術大学大学院)

「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」作品1 左:『大山椒魚濁流図屏風』 丹羽 優太(京都造形芸術大学) 中央:『虹』 青野 真澄(日本大学芸術学部) 右:『THE road of the line』山田 茜(名古屋芸術大学大学院)

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若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代アート展『アートアワードトーキョー 丸の内 2017』(以下、a.a.t.m.)が、9月8日(金)~9月24日(日)にかけて開催される。

今年で第11回を迎えるa.a.t.m.では、審査委員が全国の主要な美術大学・芸術大学・大学院17校の卒業終了制作展を訪問し、2,500点以上の中から発掘したノミネート作品114点より、さらに厳選した20作品の卒業制作を展示。最終日の9月24日(日)には、審査員による最終審査を実施し、グランプリや審査員賞など全11賞が決定する。

なお、今年度は行幸地下ギャラリーに加えて、新丸ビル3F アトリウム、国際ビル1F エントランス他、といったパブリックスペースへと、会場を拡大して開催がされるとのこと。

さらに評価制度には一般参加者投票を導入。オーディエンス賞として「丸の内賞」が追加された。これまで審査員による投票をメインに行っていた選考に、一般からも一部参加が可能となったことで、よりアートを身近に感じてもらうことを目的としている。

「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」作品2 左:『おてんば納涼図』 奥村 彰一(多摩美術大学大学院) 右:『Lonely planet』松村 咲希(京都造形芸術大学大学院)

「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」作品2 左:『おてんば納涼図』 奥村 彰一(多摩美術大学大学院) 右:『Lonely planet』松村 咲希(京都造形芸術大学大学院)

 

イベント情報
アートアワードトーキョー 丸の内 2017

開催日程:9月8日(金)~9月24日(日) 会期中無休
開催場所:行幸地下ギャラリー、新丸ビル3F アトリウム、
国際ビル1F エントランス、他
入場:無料

【最終審査発表会】
開催日時 :9月24日(日) 夕刻(予定)
開催場所 :丸ビル1F Marunouchi Cafe× WIRED CAFE
【アワード各賞】
グランプリ
丸の内賞(オーディエンス賞) ※
審査員賞(6賞)
a.a.t.m.2017三菱地所賞
シュウ ウエムラ賞
フランス大使館賞(予定)
※丸の内賞(オーディエンス賞)は今年より追加された賞で、展覧会会期中、各会場にてお客様に投票いただき、決定します。
 
【審査員の紹介】 ※50音順
■今村 有策(名古屋芸術大学 特別客員教授)
■木村 絵理子(横浜美術館 主任学芸員)
■後藤 繁雄(編集者、クリエイティブディレクター、京都造形芸術大学 教授)
■小山 登美夫(小山登美夫ギャラリー代表、明治大学国際日本学部 特任准教授)
■高橋 明也(三菱一号館美術館 館長)
■建畠 晢(多摩美術大学 学長、埼玉県立近代美術館 館長)
■野口 玲一(三菱一号館美術館 学芸グループ長)

 

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