『Krush.78』谷山俊樹、生き様を見せてベルトを獲る! 「この一発勝負ですべてが変わる」
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(C)Good Loser
7月20日(木)、神奈川・伊勢原の谷山ジムにて、8月6日(日)東京・後楽園ホール『Krush.78』の[Krush-63kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・佐々木大蔵と対戦する挑戦者・谷山俊樹が公開練習を行った。
2月の初代K-1ライト級王座決定トーナメントでは一回戦で惜しくもクリスチャン・スペトゥクに判定負けを喫している谷山。
再起戦でKrush-63kg王座に挑戦するというチャンスが舞い込み「前回のK-1もモチベーション高くやってきたのですが、今回はKrushのタイトルマッチということで一発勝負ですべてが変わる。ここで勝つか負けるかで明白に変わってくるので、チャレンジャーとして試合に挑めることが楽しみです。過去最高レベルにモチベーションが高くて、いい練習が出来ています」と燃えている。
公開練習ではトレーナーにチューブで引っ張られながらのサンドバック打ちに始まり、腹打ち→腕立て→懸垂→シャドーボクシング→腹打ちのサーキット形式のトレーニングを披露。パンチと蹴りに特化したKrushルールに対応するための練習+フィジカル系の練習で準備を続けている。
「フィジカル強化として公開練習でやったようなトレーニングを普段から取り入れています。あとは今回の試合が決まってからKrushルールに適応した練習をしてきました。Krushルールは通常のキックルールとは違うもので、このルールで勝てるような練習を意識してきました。このルールでやる以上、パンチも大事ですし、他にもいろいろと練習してきたので楽しみにしていてください」
対戦相手の佐々木について谷山は「叩き上げという印象です。若い頃から苦労した試合も多いだろうし、だからこそ今こうしてチャンピオンとして結果を出せている、トータル的にいい選手だと思います」。「初防衛戦で岩崎悠斗選手とやった試合を見ると穴がない選手だなと思ったし、どうやったら勝てるんだろう?と考えて見ていました。でも今はいいイメージがあるので、みなんも楽しみにしていてください。僕自身も楽しみです」と攻略のイメージはできている。
あくまで今は「佐々木選手に勝つことしか考えていない。チャンピオンを倒すために命がけで練習している」という谷山だが、Krush王座の先に目指すものはK-1再出撃であり、K-1ライト級のベルトだ。
「ウェイ・ルイ選手、ゴンナパー選手、スペトゥク選手と、K-1ライト級は外国人が強い。自分と佐々木選手の勝った方が世界の選手たちと戦うチャンスが巡ってくると思います。K-1がナンバーワンだと思いますが、Krushもそれに次ぐもので、本当にレベルが高い選手しかいないので、色んな意味で今回は勝負ですね」
試合への想いを熱く語る谷山だったが「勝負だとは言っても、力みすぎるのもよくないので楽しんでやろうと思います」と思い詰めた様子はない。
2月のK-1以降「実は前回の負けがかなりショックで『人生とはなんだろう?』くらい考えちゃいました」と打ち明けると「僕はチャレンジし続けることが生きがいで、こうやってチャンピオンを争うことも幸せです。一生懸命やって結果を出すだけですし、選手は試合の9分間のために命を削って練習しています。みなさんにも僕の生きざまを見てほしいです」と、文字通り“挑戦者”として生きざまを見せるつもりだ。
谷山は佐々木からベルトを奪い、Krush王者として新たなスタートを切ることが出来るか?
8月6日(日)後楽園ホール
8月20日(日)名古屋国際会議場イベントホール
9月8日(金)後楽園ホール
10月1日(日)後楽園ホール
11月5日(日)後楽園ホール
12月9日(土)後楽園ホール
※大会は都合により変更・延期・中止となる場合があります。