“理系女子”スプツニ子！が考える未来のファッションとは　展覧会『bionic by sputniko!』が開催

バイオ技術から生まれるファッションの未来を想像する展覧会『bionic by sputniko!』が、8月18日(金)～9月3日(日)にかけて、西武渋谷店にてを開催される。

近年、iPS細胞やバイオプリンタなどバイオ技術の発展が目覚ましい。そんな時代において、現代アーティストであり大学で数学科および情報工学科を卒業した“理系女子”であるスプツニ子！は「細胞、腫瘍、微生物などのマテリアルで自分のファッションを自由に生成できるようになるとしたら？」と考えているという。

スプツニ子！

本展では、スプツニ子！のそうした発想をもとに制作された作品を紹介する。会場には、パリ在住のファッションデザイナーSho KonishiやバルーンユニットDAISY BALLOONがスプツニ子！とコラボレーションした作品が展示される。また、未来食プロジェクトShojinmeatが撮影協力をおこなった、培養肉の細胞増殖映像によるインスタレーションも紹介されるとのこと。

さらに、「ファッションとは、自らの思想・哲学を主張するためのデモンストレーションだ」と語るスプツニ子！による身体拡張の発想をもとにしたファッションの販売もおこなわれる。テクノロジーが未来のファッションにつながる、見て、買って楽しめる展覧会となるだろう。気になる方はぜひ足を運んでみては。

Hela細胞