米倉涼子がNYから東京へ! ブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年記念ジャパン・ツアー開幕
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』 (C)️Tanabe Keiko
米倉涼子が出演するブロードウェイミュージカル『シカゴ』が、2017年8月2日(水)から8月13日(日)まで渋谷・東急シアターオーブにて上演されている。
有名になるためなら金、体、犯罪、何でも利用する悪女2人のシンデレラストーリーに、「オール・ザット・ジャズ」をはじめとした小粋なナンバー、そして鬼才ボブ・フォッシーらしい頭の先から爪先まで、体の繊細な動きが目を惹きつけてやまない官能的なダンス。それが20年もの間、世界中で愛され続けるミュージカル『シカゴ』だ。
2012年にブロードウェイデビューを飾った米倉涼子が、NYから再びラブコールを受け、アンバサダー劇場で5年ぶりに愛人殺しの美女ロキシー・ハートを再演したのが2週間前。その熱冷めやらぬ8月2日からは、渋谷・東急シアターオーブにて全編英語版(日本語字幕付き)のブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年ジャパン・ツアーが開幕した。
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』 (C)️Tanabe Keiko
初日開幕前にはプレスコールとして報道陣に一部披露されたが、 集まった多くの報道陣からはため息がこぼれるほどであった。 プレスコール後にアメリカから来日しているキャストとともに囲み取材に登場した米倉涼子は、ロキシーを演じることが「やっぱり楽しいです」と言う。 長年愛され続ける本作の魅力については「無駄のないミュージカル。 主役だけでなくキャスト全員、スタッフ、オーケストラにも気持ちが行き渡っていて全部が1つになっているんです。(今回の日本公演では)初めて共演するメンバーも多く、リハーサルではドキドキ。でもエキサイトしていました。 いろいろなエネルギーが混ざって素敵なショーができあがると信じています」と話した。
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』 (C)️Tanabe Keiko
ロキシーのライバルである女囚ヴェルマ・ケリーを演じるのは日本にもファンが多いアムラ=フェイ・ライト。米倉とは2010年の日本語版『シカゴ』で初共演、5年前の米倉のブロードウェイデビュー公演でも共演したアムラは「彼女の英語は素晴らしいわ。ここまで来るのがどれだけ大変だったか理解できるのは、日本語でもヴェルマを演じたことがある私だけね」と米倉を褒め称えた。ブロードウェイやウエストエンドで長年ヴェルマを演じてきたアムラのヴェルマはまさにカリスマ! アムラと米倉2人がクライマックスで魅せるダンスは大きな見所の一つだ。
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』 (C)️Tanabe Keiko
前日の8月1日は米倉の42歳の誕生日。 サプライズケーキが登場すると、アムラをはじめ、弁護士ビリー役でセクシーながら時にコミカルに観客を楽しませるブレント・バレット、作品で一番同情されるべきロキシーの夫エイモスを絶妙な加減で演じるロン・オーバック、見事な歌声で女看守"ママ"の欲深さを表現するロズ・ライアンの4人がアカペラでバースデーソングのプレゼントを贈った。42歳の抱負について米倉は「とりあえず『シカゴ』を終わらせます!」と笑顔を見せた。
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』 (C)️Tanabe Keiko
ブロードウェイミュージカル『シカゴ』20周年ジャパン・ツアーは、8月13日まで。 当日券も若干数あるので、この機会を逃さないようにしてほしい。
撮影=Tanabe Keiko
日時:2017年8月2日(水)~8月13日(日)
会場:東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階
出演:米倉涼子(ロキシー・ハート役)、 アムラ=フェイ・ライト(ヴェルマ・ケリー役)、 ブレント・バレット(ビリー・フリン役)ほかアメリカ・カンパニー
生演奏・英語上演・日本語字幕あり
前売券予定枚数終了
当日券は開演の60分前より東急シアターオーブ 当日券売場(劇場入口前)にて販売いたします。
※全ての座席の当日券販売が終了した場合、 立見券(7,000円)を販売致します。
※販売枚数は公演日時により異なりますので事前のお問合せにはお答えできません。 予めご了承ください。
※お支払い方法は現金のみとなります。
お問合せ:シカゴ事務局 0570-08-9920
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公式ホームページ: http://www.chicago2017.jp