全長500メートルの大ナイアガラ&超特大“尺五寸玉”が打ち上がる!『さがみ湖湖上祭花火大会』の魅力に迫る

2017.8.3
レポート
イベント/レジャー

『さがみ湖湖上祭花火大会』昨年(2016年)のナイアガラ

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8月1日、神奈川県相模原市で『さがみ湖湖上祭花火大会』が開催された。同大会で打ち上げられる花火の総数は5,000発。全長500メートルで湖に映る幻想的なナイアガラや神奈川県下最大の“尺五寸玉”が打ち上げられる花火大会として人気が高い。今回は、そんな一大イベントの魅力を現地からレポートする。
 

煙のかかったナイアガラ

まずは、東京から中央線でJR相模湖駅に向かう。途中の八王子から高尾までの間にゲリラ豪雨に遭遇して電車が遅れたため、不安な旅の始まりとなった。しかし、相模湖駅に到着したころには、天気は一時小康状態となったが、それも開始直前まで。大会では、雨の影響で大トリのナイアガラが繰り上げで打ち上げられたが、風向き悪かったのか、煙がかかることに……。

来場者たちの多くは残念がっていたが、「わーきれい!未知との遭遇みたい」と声をあげる女性もいた。たしかに、観たこともない幻想的な情景にも見え、少し納得。そして、ついに打上花火がスタートした。

花火大会を優雅に観覧するには、事前に鑑賞できるスペースを確保するのがオススメだ。さがみ湖湖上祭花火大会には、より快適に花火を楽しめる協賛席(有料観覧席のこと)が設けられている。1人用のイス席と、4人まで利用できるシート枠の2種類があり、料金はイス席が2千円、シートが4千円。シート枠は1人当たり千円なので、格段の安さと言えるのではないだろうか。

協賛席イス席

協賛席シート枠

湖畔に近い協賛席からは大迫力の超大玉“尺五寸玉”を体感できる。

超大玉“尺五寸玉”(昨年)

少し早めに着けば、相模湖の美しい自然や風景も堪能できる。
 

 

昔ながらのゲーセンをイメージさせるスマートボールを楽しむもよし、地元の食堂が立ち並ぶ出店でいろいろ食するのも楽しみの一つ。注文してから揚げてくれる、名物のあげぱんも美味だ。

 

 

「なんと言っても、花火にはビールだよ!」っとばかりに、目についた“さがみビール”で乾杯。さがみビールは、地元神奈川県の黄金井酒造が東丹沢山麓のふもと厚木市七沢の豊かな自然の中で仕込んだ、麦芽100%・酵母が活きる本物の生ビールだ。

ビール片手に、次々に打ち上がる湖上の花火を観ていると、山に囲まれた地形に爆発音が凄まじく轟いて、身体に伝わる。湖面に映る美しい光とともに、音と光の素晴らしい饗宴が体感できるのだ。

ラストの花火(昨年)


天候には誰も勝てないが、それでもご当地それぞれの良さが必ずあるはず……と、この花火大会が毎年大勢の来場者で賑わう理由に気付かされた。来てよかったな。来年こそは、500メートルのナイアガラを大トリで観るぞ!。さがみの爆音サイコー!

いやぁ日本は楽しい。祭りも楽しい。花火まつりちゃんの旅は続く。

イベント情報
第68回さがみ湖湖上祭花火大会
※2017年は終了
日程:8月1日(火)19:30~21:00 ※小雨決行
会場:神奈川県立相模湖公園
順延・中止:順延(翌日)※決定時刻:当日8時30分
(確認先:相模湖観光協会 電話:042-684-2633)
※風速が秒速10m以上になった時は、中止(順延)となります。
※順延日(2日)が荒天により開催不可能な場合は中止となります。
打上発数:5,000発
花火の種類:八号玉、尺玉、尺五寸玉、スターマイン、大スターマイン、ウルトラスターマイン、ナイアガラの滝
公式サイト:http://www.sagamiko.info/event/kojousai2017/
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