『ジャッキー』監督がチリのノーベル賞詩人の逃亡生活描く、『ネルーダ』

2017.8.12
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by Diego Araya ©Fabula, FunnyBalloons, AZ Films, Setembro Cine, WilliesMovies, A.I.E. Santiago de Chile, 2016

映画『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』が11月11日から東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。

『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『NO』などを手掛けたチリ出身のパブロ・ラライン監督による同作は、1971年に『ノーベル文学賞』を受賞したチリの詩人パブロ・ネルーダの逃亡生活を描く作品。共産主義の政治家として活動していたネルーダが、第二次世界大戦後にその思想から政府に追われるようになり、国外逃亡を余儀なくされた1948年の1年間に焦点を当て、弾圧の中で代表作『大いなる歌』が生まれた背景に迫る。

ネルーダ役を演じるのは『NO』やNetflixオリジナルドラマ『ナルコス』などに出演しているルイス・ニェッコ。大統領の命でネルーダを追うも、次第に享楽的なネルーダに魅了されてしまう警察官ペルショノー役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じる。