美術家と批評家による自主企画展『引込線』 展示&書籍&トークで構成
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『引込線』前回展会場風景 2015年 撮影 加藤健
『引込線 2017』展が8月26日から埼玉・旧所沢市立第2学校給食センターで開催される。
『引込線』は『所沢ビエンナーレ美術展「引込線」』を前身とする、美術作家と批評家による自主企画展。6回目の開催となる今回は、統一的なテーマやディレクションを設けずに、様々な領域で活動する美術家、批評家が表現の場を作っていくという。
参加作家は、伊藤誠、うしお、遠藤利克、大久保あり、大野綾子、川村元紀、構想計画所、近藤恵介、末永史尚、高嶋晋一+中川周、寺内曜子、戸田祥子、冨井大裕、中野浩二、二藤建人、blanClass、水谷一、箕輪亜希子、村田峰紀、吉川陽一郎、阿部真弓、荒川徹、粟田大輔、池野絢子、石川卓磨、上崎千、勝俣涼、柄沢祐輔、木原進、中尾拓哉、中島水緒、林卓行、前山裕司、松井勝正、峯村敏明、柳澤田実ら。
初日の8月26日にはオープニングレセプションが行なわれるほか、会期中には、塩谷雄介による『LandEscape/432Hz のペンタトニック・スケール』、hanage、Sabbatical Company、野内俊裕による『(hanage+Sabbatical Company)sound』といった音楽イベントや、公開制作『スケッチ旅行』、冨井大裕、近藤恵介らによる『彫刻と絵画をめぐるワークショップ』、國分功一郎、前野智彦(構想計画所)、「Green Cube」プロジェクト構成員によるシンポジウム『意思と責任の考古学』などを開催。詳細は『引込線2017』のオフィシャルサイトで確認しよう。
また会期終了後には、「もう一つの表現の場」として様々な論考や展示の記録を収録した書籍を2018年1月に刊行。会場で予約を受け付けるほか、店舗での販売も予定されている。