キャラメルボックスの西川浩幸がパワーマイムのcolor child『ディアカウガール』に挑む!
舞台セットや小道具を使わず、役者の身体のみで表現する、エネルギッシュなスタイルの総天然色痛快娯楽活劇で動員数を伸ばしているcolor child。次回作は、同じ時間軸の上に存在するという劇団初期の代表2作品『pistol 1920』と『dear cowgirl』をひとつに紡いだ物語になる。
『pistol 1920』と『dear cowgirl』は、ラリーとステラという二人の主人公を軸に進む、アメリカの西部が舞台の同じ世界観をもつ物語。それぞれ時代背景が違い『pistol 1920』は1920年代、主人公達の少年時代の冒険を描いた作品で、その70年後を描いたのが『dear cowgirl』という作品だ。
少年時代に【ほのかな恋心】を寄せ合ったラリーとステラが、その後、おじいちゃんおばあちゃんになってからの【包み込むような大きな愛】に変わっていくまでを描いた人間ドラマ。
少年時代、冒険の終わりで離れ離れになった二人が、奇跡的に再開するのは70年経ってから。
そんな「愛」をテーマにしたドラマにぴったりの俳優がこの作品に出演する! キャラメルボックスで沢山の愛の物語を紡いできた西川浩幸だ。その彼から素敵なコメントが届いた。
【西川浩幸コメント】
皆さん、こんにちは西川浩幸です。
総天然色痛快娯楽活劇 カラーチャイルド『ディアカウガール!』に出演します。三年振りのキャラメルボックス以外の出演です。
はじめてのみんなとはじめての劇場で、はじめての九月を過ごします。
カラーチャイルドは、とにかく身体を動かす。なにもない空間に、街を野球場を西部の荒野を浮かび上がらせる。
たったひとつの武器は、想像力と信じる力。それを支えるのは若い肉体とあまり若くない肉体。トホホ。
仲良くなるのは筋肉痛。トホホのホ。
カラーチャイルド主宰の渡辺浩一さんは、こんな僕のことを幾度も出演して欲しいと誘ってくれました。
渡辺さんの描いた痛感な活劇世界を、総天然色痛快娯楽西川全力浩幸でお届けしたい。お届けしますっ。
出演◇渡辺浩一 中村容子 里中龍児 西川浩幸(演劇集団キャラメルボックス)
棚橋幸代 西口有華 真京孝行 野口大輔 中村彩香 綾部りさ 平山美紗樹 阿部志鴻(スターダス・21カンパニー) 久岡裕志 寺本貴紀 とみ一(月刊少年ワンダー) 橘田拓哉 塩島弾 穂園綾 下川誠 内藤由利子 さとむらえーじ 中路わかな 小笠原亨