原作・井上三太の描き下ろしキャストイラストと共に舞台『TOKYO TRIBE』相関図が解禁に
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描き下ろしキャストイラスト
漫画家の井上三太による人気コミック『TOKYO TRIBE2』を原作とした、舞台『TOKYO TRIBE』の相関図が描き下ろしキャストイラストと共に公開された。
『TOKYO TRIBE2』は、架空都市“トーキョー”に生きる若者たちの日常、愛、友情を過激かつ繊細に描写しており、漫画読者のみならず、一大ストリートカルチャーと化してファッション、音楽にも多大な影響を与えた。人気は日本国内だけに留まらず、アメリカ、香港、ヨーロッパ各国でも翻訳出版されたりと、シリーズの累計発行部数は250万部を超える。
舞台『TOKYO TRIBE』相関図
原作の井上自身もヒップホップに造詣が深く、作品中にはヒップホップ、R&Bなど音楽の小ネタが散りばめられ、それと重なるようなスピーディーなストーリー展開、大胆なコマ使いが他の漫画にはない独特な世界観を持ち、今も愛され続けている。2014年には、鬼才・園子温監督によりラップミュージカルという手法を用いて実写映画化もされ、鈴木亮平、YOUNG DAIS、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太ら豪華キャストを迎え、この年の話題作となっている。
今回の舞台化を受けて、原作者・井上三太は以下のようにコメントしている。
自分で描いた作品、世界が、ステージ化されるのは、すごく興奮します! Liveでぜひ皆さま体感してください!!
加えて、舞台の演出を手掛け、自身も役者として出演する伊藤今人(梅棒)からは、意気込みのコメントが到着した。
漫画や映画は、一瞬で時代を超えたり、一瞬で場面を切り替えたりする表現も自由自在にできます。でも舞台はそうはいきません。空間を動かして時間の経過などをお客さんに感じてもらうわけですが、それが舞台の難しさでもあり面白さでもあると僕は思っています。今回、素敵なシンガーの方、ラッパーの方もいらっしゃるので、その音楽的要素を交えつつ、場面や人々の心情が変わっていく様を舞台ならではのやり方で描きたいと思っています。そのキャストの話題性だけじゃなく、こんな素晴らしい人たちが集まって息の合ったコンビネーションで作り上げられた作品だと思ってもらいたいですし、思わせたいです。
2017年9月29日より上演の舞台『TOKYO TRIBE』には、原作に登場する「シヴヤ」、「ブクロ」、「シンヂュク」のほかに「ハラヂュクJINGUS」と称す、原宿にインスパイアされた舞台版だけのオリジナルトライブを結成することが決定している。“少し違うトーキョー”で巻き起こる抗争を描く本作において、その世界観を表現する音楽は、テレビ朝日『フリースタイルダンジョン』の審査員でもお馴染みのKEN THE 390が監督する。
自分が連載当時、夢中になっていた『TOKYO TRIBE』の舞台化に参加させていただけることを、とても嬉しく思っています。自分が育ってきたHIPHOPカルチャーの魅力が、この舞台をきっかけにより多く伝わるように、全力で取り組ませていただきたいと思っています。
構成:家城 啓之 演出:伊藤今人(梅棒)
振付:梅棒/Beat Buddy Boi/植木豪
音楽監督:KEN THE 390
キャスト : 梅棒(伊藤今人/遠山晶司/遠藤誠/塩野拓矢/櫻井竜彦
/楢木和也/野田裕貴)
Beat Buddy Boi(SHUN/Toyotaka/RYO/SHINSUKE)
植木豪 宮澤佐江 當山みれい
大野愛地 魚地菜緒 YU-YA
ACE DOTAMA KEN THE 390
会場:TSUTAYA O-EAST 公演期間:2017年9月29日(金)~10月8日(日)
会場:ZEPP NAGOYA
公演日時:2017年10月11日(水)19時 ・ 12日(木)19時