広陵・中村が清原超えの通算6本塁打 打点・塁打も個人記録を塗り替え

2017.8.23
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広陵・中村の活躍で熱戦に湧く阪神甲子園球場

熱戦が繰り広げられている全国高校野球選手権大会で、広陵(広島)の中村奨成が22日(火)に行われた準決勝の対天理(奈良)戦で2本の本塁打を放った。これで、今大会の通算本塁打数は6本となり、1985年に清原和博(PL学園)が記録した1大会最多の5本塁打を更新している。

中村は1回表の第一打席で2ラン、5回表の第三打席でもソロ本塁打を放っている。さらに、中村の活躍は本塁打だけではない。この日、7回表には2死満塁から走者一掃の二塁打(打点3)を、9回表にも2死二塁からタイムリーを放ってこの日の打点を7とし、今大会の打点を17に伸ばしている。これは2008年に萩原圭悟(大阪桐蔭)が作った1大会個人最多打点記録(15打点)を更新するもので、本塁打と打点の個人記録を塗り替えた。

また、1大会における個人塁打数は39となり、2009年の河合完治(中京大中京)のもつ29塁打を大きく更新した。

中村のいる広陵高校は決勝進出も決めており、これらの個人記録のさらなる更新も期待できる。まさに“怪物クン”の登場となる大会となった。

イベント情報
全国高校野球選手権 決勝 広陵vs花咲徳栄

 日時:8月23日(水)
 会場:阪神甲子園球場(兵庫県)
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