インパクト抜群!手筒花火の火柱が空をオレンジに染める『第12回 越前市サマーフェスティバル』花火大会をレポート
2017.8.24
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8月13日(日)から15日(火)まで、福井県越前市で『第12回越前市サマーフェスティバル』が開催された。3日間にわたるこの祭りは、約2,000人が街中を踊り歩く初日の「ふるさと踊り」に始まり、ダンスとライブが展開する2日目の「わっしょい越前」、そして約1万発の花火が夜空を彩る花火大会で最終日を迎える。今回のレポートでは、祭りのフィナーレを飾る花火大会のようすをお送りする。
花火の打上げ時間になると、すでに会場は大勢の観客でごった返していた。その熱量に、期待が高まるばかり。
オープニングを飾るのは、縄などを巻いた竹筒に火薬を入れて打ち上げる、噴き上げ式の手筒花火。手筒師と呼ばれる職人が筒を抱えながら行う、インパクト抜群のプログラムである。すさまじい勢いで暗闇がオレンジ色の火柱で照らされていく光景は、大勢の観客を圧倒していた。
その後の花火も、炸裂音が力強く身体まで響き渡り、迫力満点。村国山を背景に花火が打ち上がるため、音が山に反響しているのだ。花火大会を開催するには絶好のロケーションである。
今回は、打ち上げ場所の最前列にある有料観覧席で鑑賞した。ゆっくりと花火を楽しめるだけでなく、見上げるほどの近さでその迫力を堪能できる、オススメのスポットである。
さらに、連続して打ち上がるスターマイン、音楽にあわせて打ち上げられるミュージックスターマインが大会を盛り上げる。
バリエーション豊かに越前の夜空を照らした花火は、沢山の観客の心に夏を刻んだのではないだろうか。
余談だが、福井へ訪れたら是非立ち寄りしてもらいたいB級グルメがある。鯖江市ミート&デリカささきにある「サバエドッグ」だ。
サバエドッグは、割り箸にご飯、豚の薄切り肉を巻きつけパン粉で揚げ、特製ソースに浸したもの。福井名物のソースカツ丼が進化した「歩くソースかつ丼」と呼ばれるB級グルメだ。
口に頬張ると、ふわふわもちもちとしたお米が広がる。衣はサクサクしていて、ソースも濃厚。まさに、絶妙にハーモニーである。
日本は楽しい。祭りも楽しい。花火まつりちゃんの旅は続く。
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