チャン・チェン×青柳翔×SABU監督 映画『Mr.Long/ミスター・ロン』日本公開へ LDHのレーベル・HIGH BROW CINEMAが配給
『Mr.Long/ミスター・ロン』 チャン・チェン (C)2017 LIVE MAX FILM / HIGH BROW CINEMA
チャン・チェン主演、SABU監督の映画『Mr.Long』が『Mr.Long/ミスター・ロン』として12月に日本で公開されることが決定した。
『Mr.Long/ミスター・ロン』は、第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されたSABU監督の最新作。日本・香港・台湾・ドイツの合作映画となる。台湾の腕利きの殺し屋“ロン”が日本での任務に失敗し、追われた先の村で少年ジュンと母リリー、そしてちょっと変わった村人たちと出会い、徐々に人間らしさを取り戻していく物語だ。主人公のロンを演じるのは『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』主演で脚光を浴び、『グリーン・デスティニー』『レッド・クリフ』『グランド・マスター』など多数の作品に出演してきた俳優チャン・チェン。心を閉ざした少年ジュンを、オーディションを勝ち抜いたバイ・ルンインが、ジュンの母リリーを中国のテレビドラマなどで活躍しているイレブン・ヤオが、リリーの過去の恋人・賢次を、『HiGH&LOW』シリーズの九十九役で知られる青柳翔(劇団 EXILE)が演じている。
チャン・チェンは、日本語を喋れない殺し屋ロンを無口ながらも、そのわずかな表情の変化で絶妙な心の動きを表現しているとのこと。また、10人のヤクザと対峙するシーンでは、流れるような美しいナイフさばきを披露しているという。さらに、そのナイフさばきで調理するシーンも収められている。そのほか、ロンと心を閉ざした少年ジュンの父子のような愛や、リリーに一途な思いを寄せる賢次の想い、世話好きで「食いついたら離れない」という“すっぽん村”の住人たちとロンのコミュニケーションなどSABU 監督の演出にも注目だ。あわせて、チャン・チェン演じるロンが鋭く眼を光らせるメインカットも公開されている。その眼光の先にあるものは何か。
なお、同作の配給は、アニメや洋画といった様々なジャンルに挑戦するLDHのレーベル・HIGH BROW CINEMAが担う。
映画『Mr.Long/ミスター・ロン』は、12 月 新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
出演:チャン・チェン 青柳翔 イレブン・ヤオ バイ・ルンイン
監督/脚本:SABU『天の茶助』
製作:LiVEMAX FILM LDH pictures BLK2 Pictures Kaohsiung Culture Foundation Rapid Eye Movies
配給:HIGH BROW CINEMA
公式サイト:https://mr-long.jp/
(C)2017 LIVE MAX FILM / HIGH BROW CINEMA