enra(エンラ)×金子ノブアキの新作ツアー『”VOYAGER”』が本日開幕、ゲネプロの様子をレポート

2017.9.8
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”VOYAGER”

結成からわずか5年で世界中を駆け回り、人々を魅了し続けているパフォーミングアーツカンパニー・enraの新作ツアー『”VOYAGER”』が本日9月8日(金)より開幕した。9月7日(木)には、報道陣に向けてゲネプロが公開された。

開幕前から話題となっていた新作ツアー『”VOYAGER”』は、音楽監督に俳優でドラマーの金子ノブアキを迎え、全国
5都市をめぐる。中でもツアーの幕開けとなる東京公演では、金子ノブアキ本人が生演奏で共演するというから、この公演のプレミアム度はかなり高い。


今回の『”VOYAGER”』は日本語に訳すと「航海者」。海を渡り続けてきたenra はいよいよ「宇宙の旅」をメインテーマに掲げ、enra 史上初となる、ストーリーのある公演に挑む。もともとenra の映像クリエイターであり演出を務める花房伸行と、金子ノブアキの二人が大の宇宙好きということがあって、このテーマに決まったという。

セリフや歌でストーリーを表現する映画や演劇とは違い、音楽、映像、身体能力を駆使して90 分間で物語を表現しなくてはならない、enraにとっても大きな挑戦となるツアーだ。始まりは生き物すべての進化を表現しているような不思議な映像とenra のメンバー全員がかわるがわる登場する。そして次第に宇宙空間への旅立ちを待ちわびてしまう。早くもenra の”VOYAGER”の世界に惹きこまれていく。

enra の作品は映像はもちろんのこと、音楽も大きな役割を担っている。今回はその音楽監督を金子ノブアキが務め、東京公演では生演奏で作品に命を吹き込んでいる。金子の力強くも儚く、繊細なドラムによって、会場全体がライブハウスであり、劇場であるという特別な空気に包み込まれていた。

いよいよストーリーの中盤からフィナーレへ。enra の代表作である「pleiades」の優美さや銀河空間に突入したかのごとく激しいナンバー、さらに金子と初のコラボ作品である「Firebird」で物語は一気に加速する。この作品にはセリフはない。観る人それぞれ、まさに十人十色のオリジナルストーリーとなる作品である。様々なバックストーリーを考えても楽しめるのではないだろうか。

また会場には大手望遠鏡メーカー「Vixen」(株式会社ビクセン)とのコラボレーションによって誕生したenra”VOYAGER”オリジナルデザインの天体望遠鏡が飾られ、作品を見終わった後にも宇宙空間への想いを馳せることができる。秋の始まりに素晴らしいアートに出会えた、そんな感覚になれる新作ツアー”VOYAGER”に是非足を運んで欲しい。

加えて、東京公演限定でアフターイベントの開催も発表されている。アフターイベントの詳細はこちらを参照してほしい。
アフターイベント詳細記事:
http://spice.eplus.jp/articles/143758

公演情報
『VOYAGER』(ボイジャー)

構成・演出・映像:花房伸行
音楽:金子ノブアキ
出演:enra/金子ノブアキ

【東京公演】
日時:9月8日19:00、9日12:00、9日17:00、10日12:00
会場:世田谷パブリックシアター
【札幌公演】
日時:9月13日19:00、14日19:00
会場:札幌 道新ホール
【沖縄公演】
日時:9月30日18:30
会場:沖縄市民会館 大ホール (沖縄県)

【広島公演】
日時:10月27日18:30
会場:広島JMSアステールプラザ 大ホール
【山口公演】
日時:10月28日15:00
会場:周南市文化公演

※『VOYAGER』音楽監督:金子ノブアキの出演は東京公演のみ


 
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