インドネシアを代表する若手アーティスト、アルベルト・ヨナタンの展覧会『TERRENE』が開催に

インドネシアの若手アーティスト、アルベルト・ヨナタンの展覧会 『TERRENE』が、2017年10月7日（土）～11月5日（日）にかけて、ポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。

アルベルト・ヨナタンは、2007年インドネシアのバンドン工科大学陶芸学部を卒業、2012年からは京都を中心に活動しているアーティスト。2013年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、インドネシア館代表アーティストの1人として最年少で選出された。

粘土を用いて陶磁器制作を行い、作品全てのパーツを雛形などを使用せずに、自らの手で制作しているヨナタン。今回の展覧会では、海外から高い評価を受けている陶磁器を使ったインスタレーションを中心に映像やドローイングなど、現在進行中のプロジェクトの新作を含めて約10点を展示する。

なおタイトルの「TERRENE」は、ラテン語の土（terra）を語源としており、“土からきたもの”又は“土のようなもの”をあらわす言葉だ。本人は、「物質と無形、世俗的と精神的など、正反対同士の間を探ることが本展の中心的な目的となる」とも語っている。