「表に出ろいっ!」English version 『One Green Bottle』日本語吹き替えに、大竹しのぶ・阿部サダヲ・野田秀樹が決定!
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阿部サダヲ 大竹しのぶ 野田秀樹
十八代目中村勘三郎と 野田秀樹が初共演して伝説となった舞台『表に出ろいっ!』の英語バージョン 『One Green Bottle』の日本語吹き替えを、大竹しのぶ・阿部サダヲ・野田秀樹が担当することが決定した。
2010年秋、NODAMAP番外公演として東京芸術劇場で初演。観客を笑いの渦に巻き込みながら、衝撃の展開へと誘う問題作として大好評を博した。
あれから7年。野田が最も信頼を寄せる英国人俳優キャサリン・ハンターとグリン・プリチャードを迎えて、伝説の舞台「表に出ろいっ!」が英語版となって甦る。
『THE BEE』『THE DIVER』で客席を震撼させた3人が、今度は家族(キャサリン=父、グリン=娘、野田=母)となって舞台上で大バトルを繰り広げる。
さらには、英国アカデミー賞にノミネートされた映画「Black Pond」、テレビドラマ「Flowers」で一躍脚光を浴びた新進気鋭の脚本家ウィル・シャープと野田が初タッグ。
作調には、歌舞伎囃子方田中流家元の十三代目田中傳左衛門が加わり、言語や文化を超越した豪華メンバーが集結。最強の布陣と共に、世界ツアーに向け、いよいよ11月に、東京から発信する。
キャサリン・ハンター グリン・プリチャード
この舞台は英語上演の最新作となるため、東京公演では特別に本作品の面白さを堪能してもらえるようにと、イヤホンガイドの吹き替えとして、夢のキャスト陣「大竹しのぶ、阿部サダヲ、野田秀樹」が揃った。
キャサリン・ハンター演じる父役を大竹しのぶ、グリン・プリチャード演じる娘役を阿部サダヲ、野田秀樹が英語で演じる母役を自ら日本語で吹き替え(録音)するという豪華な顔合わせで、よりこの作品の面白さを伝えることになる。
【ストーリー】
これは、父、母、娘の三人家族の物語。その夜、三人はそれぞれ絶対に外出しなくてはならない理由があった。しかし、飼い犬が出産間近とあって、誰かが家に残り、面倒を見なくてはならない。嘘、裏切り、あの手この手を使って、それぞれが他の二人をあざむき、なんとか家を抜け出そうとする。やがてそれぞれの「信じるもの」が明らかにされ、互いの中傷、非難、不寛容が、事態を思わぬ方向へと導いていく。果たして彼ら三人に、救いはもたらされるのか?
【コメント】
大竹しのぶ
久しぶりの野田秀樹さんの作品に、ワクワクしています。
そして、大好きな阿部サダヲさん、大好きな友人の勘三郎さんが演じた、大好きなキャサリン・ハンターの吹き替えなんて……。
キャー、どうしましょう!
キャサリンに寄り添えるよう、尚かつ、きちんと台詞が届けられるよう、精一杯頑張ります。
阿部サダヲ
舞台の吹き替えって初めてだし、しのぶさんと野田さんとの掛け合いのお芝居なんてなかなか経験出来なそうだし、どんな感じになるんでしょうか? 楽しみです。頑張ります!
野田秀樹
今回は女性であるキャサリン・ハンターが父役を、男性であるグリン・プリチャードが娘役を、僕が母役を演じます。これまでの英語劇もそうでしたが、原本(日本語版)の芝居をなぞるつもりはありません。台詞も全く変わるので、新たな面白さと出会うつもりで観に来ていただきたい。ボイスオーバーには大竹しのぶさんと阿部サダヲさんという贅沢なキャストが実現しました。頼んでみるもんですね(笑)。パニックに陥った人間の行動心理を、イギリス人俳優の二人がどう解釈して演じるのか。楽しみにしてください。
表に出ろいっ!English version
『One Green Bottle』
英語上演・イヤホンガイド(日本語吹き替え)付
作・演出◇野田秀樹
英語翻案◇ウィル・シャープ
キャスト◇父/キャサリン・ハンター 娘/グリン・プリチャード 母/野田秀樹
●11/1~19◎東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉一般6,000円 65歳以上5,000円 25歳以下3,000円 高校生割引1,000円(全席指定・税込)
●プレビュー公演 10/29、10/31◎東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉一般5,000円 65歳以上4,000円 25歳以下2,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
http://www.geigeki.jp/performance/theater143/
【アートディレクション:吉田ユニ】