日本最古の温泉街で展開される最先端のアートの祭典「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」
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©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2015年5月1日(金)~2016年2月29日(月)の期間、愛媛県松山市道後地区を中心にアートフェスティバル「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」が開催されている。
昨年、道後温泉本館が改築120周年の大還暦を迎えたことを記念して開催され、好評のうちに終了した「道後オンセナート 2014」。「最古にして、最先端。」温泉アートエンターテイメント。をテーマに、温泉という地域資源にアートを取り入れることにより、「まち巡り」の回遊性を作ることに成功し、新たな道後温泉の魅力を発信した。このテーマを引き継ぐ形で、今回はメインアーティストに写真家、映画監督である蜷川実花さんを迎え10カ月の会期中に道後地区に様々なアート作品が展開される。
第一弾、第二弾ではこれまでに全面ラッピングされた路面電車や、「道後温泉本館」及び「椿の湯」の暖簾・展示作品など様々な作品が道後温泉を彩ってきた。そして10月1日には第三弾作品が公開される。
道後温泉本館ライトアップイメージ図 ©mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery
第三弾作品の目玉である『道後温泉本館ライトアップ』では、道後温泉のシンボル「道後温泉本館」の障子やる。夜間はライトアップと映像の投影が施され、日中とは違った、さらに幻想的な空間を楽しむことができる。また、セレクトショップ「BEAMS」とのコラボレーションによるオリジナルエコバッグを、道後地区限定で作成。イベント参加者等に、ノベルティとして配布されるとのこと。
歴史ある道後温泉と最先端のアートがどのようにコラボするのか、ぜひ見てみたい。
展示期間:2015年10月1日(木)~2016年2月29日(月)
展示場所:道後温泉本館
展示時間:終日(ライトアップは日没~22時)※季節によって異なります。