Chim↑Pom、アメリカの美術館での初の回顧展を開催 

2017.10.5
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アート

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Chim↑Pomは9月28日から3ヶ月間、ダラスコンテンポラリーにて個展『Non-Burnable』を開催する。

これはChim↑Pomにとってアメリカの美術館での初の回顧展となる。展覧会タイトルでもある「Non-Burnable」をテーマに作品を展示。帰還困難区域周辺に並ぶ放射性廃棄物の入ったプレコンバッグをコンセプトの中心に据え、世界中から広島に送られ、保管され続ける大量の折り鶴を使用した新作プロジェクトを公開する。さらに、2011年の個展のために製作した、人間がゴミになって遊ぶ事が出来るバルーン製の巨大なゴミ袋型アトラクション「ゴールドエクスペリエンス」、ゴミ袋に巣食うネズミ「スーパーラット」なども紹介。「不燃ゴミのような」ポジションへスポットをあてる。

また、エリイのアメリカ入国問題をテーマにしたメキシコでのプロジェクトや、震災で全壊した街を舞台にした「気合い100連発」、金正恩とトランプ大統領への郵送物なども展示。アメリカメキシコ間の国境問題、アメリカや日本と緊張関係にある北朝鮮の核問題、アメリカ南部で猛威をふるったハリケーンなどへも意識をむけた展覧会を構成するとのこと。