高良健吾と初音映莉子のラブシーン映像が公開 角田光代原作『月と雷』
2017.10.6
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©2012 角田光代/中央公論新社 ©2017「月と雷」製作委員会
映画『月と雷』から新たな映像が公開された。
公開されたのは、主人公・泰子役の初音映莉子と智役の高良健吾のラブシーンを捉えた映像。子供の頃にわずかな期間だけ共に暮らし、20年ぶりに再会した2人の一夜を映した場面だ。眠りにつく智に「あれ、したいな。子供んときしてくれたやつ」と、背中をつけて寝そべるようにねだる泰子に対し、智が後ろから泰子の身体をさすり、やがて2人が互いの身体を触り合うというシーンになっている。
数回のラブシーンが登場する同作。安藤尋監督は今回公開されたシーンついて「女性主導のラブシーンにしたかった」と明かしているほか、「女性が主役の、意思を持った上でのシーンにしたかったんです。個人個人の魂のまじわりというか、感情の交換が現れるシーンなので、男性主体で始まるものではない。家族とは全然違う赤の他人だけれども双子、というようなふたりにしかわからない関係性を意識しながら撮影しました」とコメントしている。
10月7日から公開される『月と雷』は、角田光代の同名小説が原作。幼少期に母親が家出をして「普通」の家庭を知らずに大人になった泰子を主人公にした物語となり、死んだ父が残した家で暮らす泰子の前に、父の愛人の息子・智が現れたことをきっかけにして、泰子の日常が変化していくというあらすじだ。