2017/18シーズン Vプレミアリーグ開幕記者会見 2020年の東京五輪を見据えた大事なシーズンに
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Vプレミアリーグの各チームのキャプテンほか、主力選手とリーグ機構嶋岡会長は今季の熱戦を誓った
バレーボールのV・プレミアリーグの開幕記者会見が11日、東京・池袋のサンシャインシティで行われた。日本バレーボールリーグ機構の嶋岡健治会長をはじめ、男女V・プレミアリーグの監督、キャプテンほか主力選手などが集結し、21日から始まるV・プレミアリーグをアピールしている。
嶋岡会長は「昨年は日本リーグから始まったVリーグ50年節目の時だったが、あっという間に2017/18シーズンが到来した。今シーズンは2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて大事な強化の場所となる」とあいさつ。「来シーズンから新しいリーグを考えている。このリーグは世界に繋がるものと位置付け、(世界戦への)最高の強化の場所として東京五輪に繋げていきたい」と熱い思いを語った。
今シーズンの開幕戦は10月21日(土)、ゼビオアリーナ仙台(女子)と東京体育館(男子)で行われる。女子の開幕戦の第1試合では、2016/17シーズンに優勝したNECレッドロケッツと、準優勝の久光製薬スプリングスがいきなり激突。初戦を制してリーグ優勝の起点としたい両チームによる、熾烈な争いが見ものになる。
男子は東京体育館でサントリーサンバーズ対JTサンダーズからシーズン第1戦が始まる。サントリーサンバーズは1999年から5連覇と、黄金期に活躍した荻野正二氏が5年ぶりに監督に就任。4位となった昨季だが、名門復活を目指し、荻野新監督がどれだけチーム立て直せるか見ものだ。対するJTサンダーズも、2014年に優勝に導いた名将ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督の手腕に注目したい。昨年7位の成績は決して満足していないはず。今季、選手の入れ替えもあり、体制を変えての再挑戦となる。男女とも初戦から目が離せない対戦カードとなった。
そのほか、21日の第2試合は男子はパナソニックパンサーズ対FC東京、翌日の22日には東レアローズ対豊田合成トレフェルサ、ジェイテクトSTINGS対堺ブレイザーズを開催。一方、女子は21日の第2試合にデンソーエアリービーズ対上尾メディックス、翌22日は日立リヴァーレ対JTマーヴェラス、トヨタ車体クインシーズ対東レアローズ戦が予定されている。各チーム、各選手とも夏場の厳しいトレーニングを経ての開幕とあって、今季のV・プレミアリーグは熱い戦いが期待される。
なお、このV・レギュラーラウンドは2018年1月28日まで開催され、その後6チームによるV・ファイナルステージ「ファイナル6」を2月10日~25日に、「ファイナル3」は3月3日~4日に、そして優勝を決める「ファイナル」は女子が3月10日と17日に、男子は10日と18日に行われる予定だ。
・昨年の順位
(男子)
優 勝 東レアローズ
準優勝 豊田合成トレフェクサ
3 位 ジェイテクトSTINGS
4 位 サントリーサンバーズ
5 位 パナソニックパンサーズ
6 位 堺ブレイザーズ
7 位 JTサンダーズ
8 位 FC東京
(女子)
優 勝 NECレッドロケッツ
準優勝 久光製薬スプリングス
3 位 日立リヴァーレ
4 位 JTマーヴェラス
5 位 トヨタ車体クインシーズ
6 位 東レアローズ
7 位 デンソーエアリービーズ
8 位 上尾メディックス