『亜人』肉体もふくめ色々と全開な綾野剛に大注目!! EMILYのゆるふわ映画談vol.11
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こんにちは!男女J-pop/フォークデュオHONEBONEのVo.担当、高円寺系ハーフEMILYです!
いやは~観てきましたよー!『亜人』す、すごい!!!綾野剛がすごいぞ!!!
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
【あらすじ】
絶対に死ぬことのできない特異体質を持った新人類“亜人”の存在が発覚した。亜人は、どれほど傷つこうともその体は絶命と共に再生を始める。主人公の永井圭はある日、交通事故で自分が亜人だということを知る。厚生労働省が国民に秘密で設けた研究施設にモルモットとして監禁されていた永井に、「佐藤」と名乗る亜人が手を差し伸べる。仲間かと思えた佐藤は、実は人類に牙をむくテロリストだった。「亜人としてどう生きればいいのか?」と葛藤しながら戦う永井。不死身の男VS不死身の男、その戦いはエンドレスに続く。
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
私、たまたまこの映画の存在を知る前に無料漫画掲載サイトで原作の『亜人』を読んでいたんですよ。といっても、3巻くらいまでかな? 本当に最初の方だけだったから、「にわか」なんですけどね。その時に、「設定が面白い!」って思ったんですよ。それが映画化されると知り、「実写化するのって難しそうだけど……」とは思ったものの、流れるCMを観て「これは観たい!」と思ったわけなんですよ。CM映像がすでにすさまじかったのです! 漫画を実写化するって結構難しいじゃないですか。ましてや、永井が呼ぶ「幽霊」(亜人にしか見えず、彼らが自分の分身として操る黒い人形の物体IBM)が戦うわけで、CGに頼らざるを得ないんだからねえ。大変なことよ。
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
「ちゃっちくなっちゃうんじゃないの!?」という懸念は、本編開始すぐに打ち消されました。佐藤健さん演じる永井と、綾野剛さん演じる佐藤が戦うシーンもものすごくかっこいいんだけど、IBM同士が戦うシーンはかなりワクワクしました。
永井と佐藤が戦うのと同時にIBM同士も戦うんだけど、「キャーぶつかる~!」と私はなぜか乙女モード。迫力がすごいのよ。
以前とある番組で、このシーンの撮影がかなり大変だった、ということを佐藤健さんが言っていたのを思い出して、「こりゃすごい」と思ったわけさ。だって、撮影中はもちろん役者さんにはIBMが見えないわけで、そこに居る前提で演技しなくちゃならないわけだからね。日本の役者ってすごい!
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
あとは、なんといっても綾野剛さんの演技が最高すぎる!「眠いねえ……」「永井くぅ~ん」と、完全に“変人”役を演じきっている。
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
それに対して「いつもの綾野剛さんじゃない!こんな感じなの!?意外!」と受け入れるのに数秒かかったんだけど、もう進むにつれて佐藤がいつ出てきてくれるか、「佐藤待ち」状態になってしまった。私的に、綾野剛さんの「銃さばき」にハートを鷲掴みにされた……。ショットガンを扱う時の機敏すぎる演技でシーンが引き締まったし、一度再生するために自分をマシンガンで撃つシーンも、映し方がユニークでかなりかっこよかった。演出すごい。
まあ、なんといってもこの映画のために鍛え上げた綾野さんの体が露わになった瞬間に、会場はどよめいたけどね(もちろん黄色い声よ)。
佐藤健さんも、綾野剛さんも二人で鍛えたらしく鍛錬の結果に拍手。個人的には綾野剛の勝ち(どこを楽しんでいるんだ)。
亜人を知らない人でも、楽しめる要素がたくさんあって面白いですよ。例えばちょっと病んでるっぽい役柄を演じる城田優さんとか。
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
エンドレスリピートアクションをご堪能あれ!
映画『亜人』は公開中。
【キャスト・スタッフ】
浜辺美波 品川祐 / 吉行和子 / 綾野剛
原作:桜井画門(講談社「good!アフタヌーン」連載)
監督:本広克行
脚本:瀬古浩司 山浦雅大