ニッポンの河川「大地をつかむ両足と物語」森谷・光瀬・金子が「やって後悔!!」
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ニッポンの河川 第7回公演「大地をつかむ両足と物語」チラシ
11月に東京と北海道で上演されるニッポンの河川「大地をつかむ両足と物語」より、出演者3名のコメントがステージナタリーに寄せられた。
出演者には再演時と同じ、森谷ふみ、光瀬指絵、金子岳憲が名をそろえる。上演に向け森谷は「やります! どうせならやって後悔!!」と意気込みを語っている。3人のコメント全文は以下の通り。
福原充則脚本の「大地をつかむ両足と物語」は、2011年に東京のギャラリー・ルデコで初演され、翌12年に京都・元立誠小学校 音楽室にて再演された3人芝居。ロボット工学の研究員である夫と、銀行強盗の妻、そしてその息子の姿が、手作りの音響・照明を役者自身がスイッチングするニッポンの河川の手法により描かれる。
東京公演は11月1日から5日まで東京・葛西臨海公園 展望広場にて。野外屋根なしの会場となるが、荒天でも決行する。またニッポンの河川初の北海道公演は、11月17日から19日まで北海道・生活支援型文化施設 コンカリーニョにて。17日19:30開演回の終演後には福原による公開ダメ出しが、18日14:00開演回には川尻恵太を招いてのアフタートークが開催される。
金子岳憲コメント
東京公演は屋根も壁も無い原っぱでの公演なので、天候が気になります。
晴れてる方がやりやすいし、お客さんにも優しい。ただ、「風雨の中で見たいぞ」ってお客さんもいることでしょう、その方は雨降りを祈ってください。どんな天候でも僕らはやります。
どんな天候がこの芝居には似合うんだろう。
稽古場で完成を目指して芝居つくって、そこに天候など屋外の要素が作用してまた考えて完成を目指していく。お客さんは一番面白いところを観られるんじゃないでしょうか。札幌にはその発見を丸ごと持っていけるのではないでしょうか。
ご来場お待ちしております。
光瀬指絵コメント
名曲喫茶、ギャラリー、東京芸術劇場などで公演を打ってきたニッポンの河川が、初の野外公演&北海道公演に挑みます。初尽くしの今回ですが「俳優が演技しながら音響照明を操りシームレスに十数役を演じ分ける」スタイルと「何かに取り憑かれたような芝居」というポリシーは変わらず! そのスタイルとポリシーどういう意味?と思われた皆様、是非目撃にいらしてください。約50分の何かに取り憑かれたような芝居を! 屋根なしセットなし俳優の身体と魂とクレイジーな劇のみ有り! お待ちしてます!
森谷ふみコメント
わたくし、ここ1年で、面倒だと感じて諦めてしまうことがババババァッと増えたなあと気付いたと同時に、後悔の始まりを自ら作り出している事に、やっと気が付きました。
やるかやらないかだ! どうせならやって後悔だ!
人生折り返し地点の大人達が、ただ広ーい公園の一角をお借りして、45分間の芝居をします。
このニッポンの河川は4年ぶり、7回目の公演となり、次はいつやれるか分かりませんので、我々にとってもお客様にとっても、記憶に残る時間となりますよう、とにかく、せっせと。
やります! どうせならやって後悔!!
ニッポンの河川 第7回公演「大地をつかむ両足と物語」
2017年11月1日(水)~5日(日)
東京都 葛西臨海公園 展望広場
2017年11月17日(金)~19日(日)
北海道 生活支援型文化施設 コンカリーニョ
脚本:福原充則
演出:ニッポンの河川
出演・音響・照明:森谷ふみ、光瀬指絵、金子岳憲