松田聖子、ヒュー・ジャックマンの無茶振りに応えて生歌を披露!650人を魅了
ピーター・パンの秘められた過去を描くファンタジー『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』(10月31日公開)のジャパンプレミアが10月1日に六本木ヒルズアリーナで開催され、来日を果たしたヒュー・ジャックマン、リーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督がレッドカーペットを闊歩。日本語吹替え版の主題歌を担当した歌手・松田聖子も駆けつけ、会場を盛り上げた。
約1年4か月ぶりの来日を果たしたヒュー。日本語で「コンバンワ!」と挨拶すると、会場に集まったファン約650人から大歓声が沸き起こった。ファンによる写真撮影がOKとなったこの日。ファンとのセルフィーにも応じるなど、気さくなヒューの姿に会場も大興奮だった。
また会場では、9月30日がリーヴァイの13歳の誕生日であったことから、「ハッピーバースデー」の曲を流し、ファンも一緒になって歌のプレゼントをするというサプライズが予定されていた。そのサプライズについて知らなかったヒューは、「彼は昨日、誕生日でした」とリーヴァイを紹介。ファンをあおりながら、歌い出してしまい、ヒューのリードで「ハッピーバースデイ」の大合唱となった。
その後、「実はサプライズでみんなで歌う予定だった」と司会から知らさると、ヒューは「ウップス」と“やっちゃった”という表情。「ごめんなさい、歌ってしまった」と恐縮しきりのヒューだったが、一緒にステージに上がった松田に「もう一度、歌ってくれませんか?」と無茶振りをお見舞い。突然の依頼に松田は戸惑いながらも、伸びやかな歌声で「ハッピーバースデー」の歌を披露した。これにはヒューとリーヴァイ、そして会場も大感激で笑顔を弾けさせていた。
松田に感謝のキスを贈ったヒュー。最後には「この映画に携われたことを祝福だと思っています。ハートとアドベンチャー、アクションがいっぱいある映画。大人にとっては、子供になれる、薬になるような映画」と胸を張ってアピール。サプライズに満ちた大盛況のジャパンプレミアを締めくくった。【取材・文/成田おり枝】