熊本地震復興ドラマに熊本出身の高良健吾、倉科カナ 主題歌を手がけたWANIMAのメッセージが到着
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WANIMA
熊本地震の復興プロモーションの第二弾として、熊本県は、メンバー全員が熊本出身の大人気ロックバンド・WANIMAとともに”復興”をテーマにしたドラマ制作プロジェクト『ともに すすむ くまもと』をスタートした。
ドラマの主題歌となっているWANIMA「ともに」のレコーディングは、奇しくも熊本地震発生の翌日に予定されていたという。レコーディング当日も、メンバーは地元・熊本に飛んで帰りたい気持ちを抑え、「僕らに今出来ることは音楽や」という思いから予定通りレコーディングを敢行。誕生した歌詞の一節には、故郷で震災に立ち向かう人たちへのエールが込められている。
このドラマは、高良健吾、倉科カナ、中原丈雄という熊本出身の3名の俳優陣を迎え、1月下旬に公開される。
■WANIMA スペシャルインタビュー
――震災が発生したときは?
「ともに」をレコーディングする前日に、震災が起きました。地元の仲間とは電話もつながらないような状態だったので、メールで状況を知らせてもらってました。本当は自分たちもすぐに熊本に駆けつけたかったんですけど、その仲間たちに「俺たちも踏ん張るけん、沢山の人に音楽ば届けてくれ」って言われて。仲間たちの想いも自分の気持ちも歌詞になりました。
――「ともに」リリース後の反響は?
「元気が出た」「ともに生きる」って事をライブでもラジオでも、すごくたくさんの手紙やメッセージを頂きました。音楽を通じて、僕たちが皆さんを元気にする立場なのに、逆に皆さんから励まされている毎日です。WANIMAの音楽を必要としてくれてありがとう。熊本、天草から上京して、諦めず音楽を続けてきて良かった。これからも皆さんの想いや熊本の今を、音楽を通じて、全国に伝えていきたいです。
――熊本のみんなにメッセージを
熊本の今を見て聴いて「ともに生きる」事が必要だと思いました。控えめに言って「日本で1番熊本が好き‼」
18年間過ごした熊本や天草の景色は、メロディや歌詞を創る時や辛い時に今も変わらないぬくもりをくれます。ライブでも自然と熊本弁になるし、食べたくなるのは熊本の名物ばかりです‼WANIMAは全国をまわり音楽を続ける事で音楽を通じて、熊本人として復興の力になりたいと思っています。引き続き、この時代をともに生きていきます。