リーガルリリー、原点であり37年の歴史に幕を閉じる新宿JAMでツーマン 「灰になってもその土の上で音楽はあり続けて欲しいです」
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リーガルリリー 撮影=知衿
リーガルリリーが、12月25日に新宿JAMにて『リーガルリリーpresents.「ありがとう、JAM」』を開催した。
新宿JAMはビルの老朽化が原因で、今年2017年12月31日をもって37年の歴史に幕を閉じることになる。高校生の頃より新宿JAMをホームとして育ったリーガルリリーは、3年前の12月25日に生まれて初めて企画ライブをした同日に、彼女たちが新宿JAMに出るきっかけとなった憧れの先輩、タグチハナを招いてツーマン企画を開催した。
リーガルリリー 撮影=知衿
リーガルリリー 撮影=知衿
「3年前は、お客さんが全然いなかったので、ホールを埋めるために出演者を10組くらい呼んでいました。」とたかはしほのか(Gt/Vo)がMCで笑いながら話していたが、当日はステージが見えないくらいフロアは満員であった。彼女たちが高校生の頃から演奏している「魔女」や森田童子のカバーも披露され、新宿JAMには思い入れが深いこともあってか、初期衝動にあふれる力強いライブであった。
リーガルリリー 撮影=知衿
リーガルリリー 撮影=知衿
ゆきやま(Dr)は、「私は高校生の時にライブハウスはここ新宿JAMしか知らなくて、大事なことをいつも思い出させてくれる大切な場所です。」と想いを語った。「新宿JAMのビルが盾壊しになって、灰になってもその土の上で音楽はあり続けて欲しいです。」とたかはしほのかも話す。
リーガルリリーにとって思い出のホームでの最後のライブであったが、寂しさよりも前へ進んで行くような、バンドを初めて組んだときのような、ときめきに満ちた夜であった。アンコールでは「はしるこども」を演奏し、最後の新宿JAMのステージをしっかりと踏みしめて、彼女たちは駆け抜けていった。
リーガルリリー 撮影=知衿
リーガルリリーは2018年3月31日に、バンド史上最大キャパである恵比寿LIQUIDROOMにて、『リーガルリリーpresents「夜のとばり、あけた窓辺」』を開催する。リーガルリリーは3年連続3月31日にイベントを行なっており、今回は3回目の開催となる。先行受付のみ学生に向けて学割
2017.12.25 新宿JAM
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