二十歳になった“貞子”が成人式に参加 成人式会場に電話の音が鳴り響く

2018.1.8
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“映画のまち”調布市で1月8日に行われた成人式に、ホラーヒロイン貞子がサプライズで登場し、この日集まった大勢の新成人を祝福した。

「貞子」の名前を一躍知らしめた大ヒット作『リング』が1998年に公開されてからおよそ20年。その『リング』を手がけたKADOKAWAなじみの角川大映スタジオが調布市にある。2018年1月8日の成人式会場となった調布市グリーンホールには大勢の新成人が集まっていたが、おもむろに司会者から「実はこんな方からもお祝いのメッセージをいただいております」というアナウンスが入った。会場にメロウなピアノ曲が鳴り響く中、スクリーンには「祝成人。新成人の皆さんご成人おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。ところで……実は私も皆さんと同じ二十歳」という文字が映し出された。

やがてその映像が乱れ始めると、そこに映し出されたのは井戸。ただならぬ様子にざわつき始める会場内に電話の音が鳴り響いた後、ステージに貞子が登場すると、会場は「キャー!」という、悲鳴とも歓声ともつかぬような大きな声に包みこまれた。

新成人・貞子

司会者のもとに歩み寄った貞子は新成人に向けた手紙を渡し、代読するようリクエスト。手紙には「皆さんご成人おめでとうございます、貞子です。映画『リング』が生まれてから今年で20年。つまりわたしも新成人ということで、今日はやってきました。皆さんにお祝いのプレゼントがあります!」と書かれており、1月26日公開予定のシリーズ最新作『ザ・リング/リバース』の前売り鑑賞券を差し出した貞子の姿に、会場からは大歓声が沸き上がった。

そのまま貞子も抽選会に参加することになり、ボックスの中からハガキを1枚だけ引き当てようとするも、複数のハガキをブワーッとまき散らし、会場は一時騒然。かと思うと、そそくさと散らかしたハガキを片付け始めた貞子の意外に礼儀正しいその姿に、会場に集まった新成人たちも大笑い。最後に司会者から「貞子さんも皆さんと同じ、今年で20歳になります。ご成人おめでとうございます!」と呼びかけられると、貞子に対して会場全員から祝福の拍手が送られた。

 
映画『ザ・リング/リバース』は、2018年1月26日(金)より全国ロードショー。
 
作品情報
映画『ザ・リング/リバース』
(2017/102分/アメリカ)
監督:F・ハビエル・グティエレス 
脚本:デヴィッド・ルーカ、ヤコブ・アーロン・エステス、アキヴァ・ゴールズマン 
製作:ウォルター・F・パー
クス、ローリー・マクドナルド 
出演:マチルダ・ルッツ、アレックス・ロー、ジョニー・ガレッキ、ヴィンセント・ドノフリオ
原作:鈴木光司/映画『リング』 
原題「Rings」 
配給:KADOKAWA 
提供:KADOKAWA、アスミック・エース
公式サイト:http://thering-movie.jp/
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