イギリス風景画の巨匠・ターナーの展覧会が開催、日本初公開作品も 『ターナー 風景の詩』
-
ポスト -
シェア - 送る
《コールトン・ヒルから見たエディンバラ》 1819年頃 水彩、鉛筆、グワッシュ、スクレイピングアウト・網目紙 16.8×24.9cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群 (c)Trustees of the National Galleries of Scotland
『ターナー 風景の詩』展が、2018年4月24日(火)~7月1日(日)まで、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京都新宿区)で開催される。
イギリスを代表する風景画の巨匠、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、穏やかな田園風景、嵐の海、そびえ立つ山岳など、自然の様々な表情を優れた技法で表現した。独特の光や空気感に包まれたターナーの風景画は、フランスの印象派をはじめ、多くの芸術家に影響を与えている。
本展覧会では、ターナーの水彩、油彩、版画作品約120点を、「地誌的風景画」「海景-海洋国家に生きて」「イタリア-古代への憧れ」「山岳‐あらたな景観美をさがして」という4つの章で紹介。日本初公開となる作品も多いなか、ターナーの核心と魅力に迫る。
《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》 1827-1828年 水彩・紙 27.9×40.4cm ソールズベリー博物館 On loan from The Salisbury Museum, England
《風下側の海岸にいる漁師たち、時化模様》 1802年展示 油彩・カンヴァス 91.5×122cm サウサンプトン・シティ・アート・ギャラリー (c)Bridgeman Images / DNPartcom
《セント・オールバンズ・ヘッド沖》 1822年頃 水彩・紙 39.8×68cm ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー (c)Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council
《20ヴィニェットのうちの1点-ヘルゴラントの死の舟》 1835年頃 水彩、鉛筆・紙 13×12cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群 (c)Trustees of the National Galleries of Scotland
《ネッカー川対岸から見たハイデルベルク》 1846年 エッチング、ライン・エングレーヴィング 36.6×54.1cm 郡山市立美術館
日時:2018年4月24日(火)~7月1日(日)
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
(東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階)
公式サイト:http://www.sjnk-museum.org/