エース杉田は2日に世界ランキング78位と対戦! デビスカップの試合順が決定
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『デビスカップ by BNPパリバ 2018』の試合順が決定
男子トップテニスプレイヤーたちの国別対抗戦となる『デビスカップ by BNPパリバ 2018』。そのワールドグループ1回戦の日本対イタリア戦が、2月2日より盛岡タカヤアリーナで開催される。
盛岡市内では1日に抽選会が行われ、シングルスとダブルスそれぞれの出場選手と試合順が決まった。
■初日のシングルス第1試合ではダニエル太郎(世界ランキング100位)がイタリアのナンバーワン、ファビオ・フォニーニ(同22位)に挑む。第2試合では日本のエース、杉田祐一(同41位)がイタリアのアンドレアス・セッピ(同78位)を迎え撃つ。
■第2日のダブルスはマクラクラン・ベン(複ランキング36位)、内山靖崇(同122位)組がシモーネ・ボレリ(同168位)、パオロ・ロレンツィ(同82位)組と対戦する。最終日のシングルスは初日と対戦相手を入れ替え、杉田-フォニーニ、ダニエル-セッピの順で試合を行う。
■日本の岩渕聡監督は「シングルスのフォニーニとセッピはある程度予想していた。イタリアは実績、実力、経験のある選手がそろい、タフな戦いになる。日本チームもいい準備ができているので、しっかり、いい戦いができると思う。地の利を生かして勝ちに向かっていく」と自信をのぞかせた。
■昨年のブラジル戦に続いてエースを任される杉田は「全力を出して自分を表現したい」と抱負を語った。となりの宮城県出身で盛岡にはなじみが深く、「ジュニアのときに何度も試合に来ているので、ホームな感じ。温かいサポートを楽しみにしている」と話した。
■昨年のワールドグループ1回戦、フランス戦以来のデ杯となるダニエルは「すごく楽しみな舞台。デ杯は個人戦ほど1年中ないし、ホームでファンもたくさんいるので楽しみたい」と話した。昨年、スペインから再び日本に拠点を移したばかりで、プレースタイルも改造中だが、「自分自身、チャレンジだし、タフな相手にチャレンジできるチャンス。勝っても負けても生かしたい」とデ杯出場を自身の躍進にもつなげるつもりだ。
■全豪の男子ダブルスで4強入りしてデ杯に臨むマクラクランは「相手は絶対強いけど、僕たちも強いので、いい試合になる。頑張ります」とすっかり板についてきた日本語で話した。デ杯に6年連続出場となる内山は「イタリアは層が厚いので、どの選手が来てもタフな試合になる。日本もいい準備ができているので、しっかり自信を持って戦える」と冷静に分析した。
■両チームで最もシングルスランキングが高いフォニーニは「戦う準備はできている。明日(初日のシングルス)が重要になる」と自信を見せた。最終日に対戦する杉田については「この5カ月、いいプレーをしている。危険なプレーヤーだが、ファイトして勝ちたい」と話した。チーム最多の単複41試合をデ杯で戦ってきたセッピは「両チームにとってタフな戦いになるだろう。フィフティ・フィフティのスタートだが、ファビオが最初に1ポイントとってくれると期待する」と話した。初日に対戦する杉田に関しては「安定したプレーの選手で、昨年は芝で初タイトルも取っている。ベースラインでの動きがいい。簡単な相手ではない」と警戒する。 (秋山 英宏)
[第1日]2月2日(金)12:00~ シングルス2試合
[シングルス第1試合]ダニエル太郎-ファビオ・フォニーニ
[シングルス第2試合]杉田祐一-アンドレアス・セッピ
[第2日]2月3日(土)13:00~ ダブルス1試合
[ダブルス]マクラクラン・ベン/内山靖崇-シモーネ・ボレリ/パオロ・ロレンツィ
[第3日]2月4日(日)12:00~ シングルス2試合
[シングルス第1試合]杉田祐一-ファビオ・フォニーニ
[シングルス第2試合]ダニエル太郎-アンドレアス・セッピ
※出場選手はデ杯のルールに基づいて変更される可能性があります。
※ルールにより第3日は1試合のみとなる場合があります。
※開場時間は原則として試合開始時間の90分前となります。