AA=　ベスト盤SPECIAL BOX同梱の小説『動物農場』詳細発表、あとがきは上田剛士が執筆

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4月4日に発売されるAA=初のベストアルバム『(re:Rec)』の、2000セット限定スペシャルボックスセット『(re:Rec) – SPECIAL BOX「OIO」』に同梱される小説『動物農場』AA= OIO Special editionの詳細が明らかになった。

AA=は、THE MAD CAPSULE MARKETSの休止から2年の時を経て、上田剛士が2008年に始動させたソロプロジェクト。AA=という一風変わったアーティスト名の由来は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルが1945年に発表した小説『動物農場』に出てくるセリフから由来している。

『動物農場』は、戦時中の全体主義やスターリン主義への痛烈な批判を込め、「すべての動物は平等である！（All Animals Are Equal）」と主張していた動物が、集団の中で権力を持ったことで独裁者へと変容していく様を寓話として描いた今なお読み継がれるベストセラーだ。

世界中に影響を与えたこの小説、上田剛士も大きく影響を受けた一人であり、バンド名にその作中の言葉を冠していることがきっかけで、10周年記念スペシャルボックスセット『(re:Rec) – SPECIAL BOX「OIO」』に岩波書店及び翻訳者の川端康雄氏の協力のもと、新たな、そして世界で2000冊だけの『動物農場』AA= OIO Special editionが製作され、今作に同梱されることとなった。

そして、小説の“あとがき”として、上田剛士が書き下ろした文章が収録されることが発表された。最も注目すべきは、『動物農場』AA= OIO Special editionでしか読むことが出来ない、上田剛士が書き記した内容だ。今まで語られることのなかったAA=の始まりとその決意が、上田の言葉で書き綴られている。なぜ、『動物農場』に書かれた言葉「すべての動物は平等である！（All Animals Are Equal）」を自分のアーティスト名にしたのか？　上田がAA=として伝えたいメッセージとは？　上田剛士がつくる音楽を愛した人達はもちろん、全音楽ファンの胸を打ち貫く真摯な言葉は必読だ。

ベストアルバム『(re:Rec)』は、バンドスタイルで全曲再録され、AA=の最新形を提示する轟音超大作となっている。

動物農場