SCANDAL コンプレックスを脱したことで訪れた革命的転機、過去最高傑作『HONEY』完成への道のり
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SCANDAL 撮影=横井明彦
外から見れば、日本でもっとも成功しているガールズバンド。けれども、ずっとずっと4人ぼっちだった……。ダンス&ボーカルスクール出身。そこからみんなと違っていた。“なんかちょっと違う”という違和感は、やがてコンプレックスに姿を変え、バンドをやりだしてから10年。誰とやってもどんなに大きなフェスに出ても拭い去れなかった。そんなSCANDALに、革命的転機が訪れた。「自分たちは自分たちのままでいいんだ」(HARUNA)。2月14日、彼女たちがリリースする8枚目のオリジナルアルバム『HONEY』がなぜこんなにも可愛く、セクシーに、スキャンダラスにガールズバンドらしさをストレートにアピールした作品に仕上がったのか。4人にその心境の変化を訊いた。
――SCADALにはまだこんな武器が残っていたじゃないか!と、正直思いましたね。
RINA(Dr&Vo):嬉しいね(笑顔)。やり切った甲斐があります。そういっていただけると。
MAMI(Gt&Vo):まだまだこんな武器があるとか、そういうモードでいこうというのは、出来上がってみて自分たちでも新しく見つけられた部分で。“あ! まだまだいけるじゃん!”って。だから、アルバムが出来上がってみんなで聴いたとき、フレッシュというか新しい気持ちを感じられて。それだけやり切った感があるアルバムでした。割とこの1年間、2017年からの活動を通してやりたかったこと、“こんな曲ライブであったらいいよね”というのが全部詰め込められたので、自分たち的には満足度の高い仕上がりなんですよ。
――2017年の活動でいうと、10周年以降も初の47都道府県ツアーをやったり、UNISON SQUARE GARDEN、04 Limited Sazabys、BLUE ENCOUNTの3組を相手に初の対バンツアーをやったり。活動的には攻めてるなという印象を受けてたんですけど。そこはどうだったんですか?
HARUNA(Vo&Gt):10年を迎えてもなお“勢い”が欲しかったという感じですかね。もっともっといけるんじゃないかって、自分たちは常に思い続けているので。去年は特にツアーにおいて新しいことが多かったんですけど。そこで得たことでいうと、対バンツアーを初めてやってみて“自分たちは自分たちのままでいいんだ”と思ったこと。ガールズバンドならではのことがもっともっとできるんじゃないかとも思ったし。ガールズバンドだからこそ書ける歌詞があるんじゃないか、ガールズバンドだからこそ表現できる曲があるんじゃないか、みたいなことをすごく追求できた1年だったと思いますね。
――それ、まるごと『HONEY』の内容に反映されていますよね?
HARUNA:そうですね。
SCANDAL/HARUNA 撮影=横井明彦
10年を迎えてもなお“勢い”が欲しかったという感じ。もっともっといけるんじゃないかって、自分たちは常に思い続けているので。
――本作はSCANDALのみんなの大きな意識の変化がなければ、こうはならなかったと思うんです。ほら、これまでだと対バン相手には“絶対負けない”みたいな感じで闘争心メラメラだった訳じゃないですか。だけど、いまはそこの戦い方に“戦うけど、こっちはガールズバンドしか使えない武器も使うよ”という挑み方じゃないですか。ここって、すごく大きな変化だと思うんですよね。
RINA:そうですね。まず、47都道府県とか対バンツアーをやろうと決めたのは、なにか新しいことやりたいっていう気持ちよりは、自分たちの足りないものを埋めたいという気持ちのほうが正直、大きくて。ある種、普通のバンドが下積み時代にやってきたこと、47や対バンで“バンド力をつける”みたいなことを抜かしてきたなというのがあって。そこを経験しないとわからない感覚であったり、出せない説得力みたいなものがあるだろうなと思って、自分たちから“やってみたい”とスタッフにお願いしてやらせてもらったんです。それらをやったことで“当たり前”のことが確認できたと思うんですよ。
――当たり前のことというのは?
RINA:“どんな小さなことでも曲にしていいんだ”っていうことであったり、“ガールズバンドってカッコいいじゃん! もっと自信持って4人の強みを出してアートワークや楽曲制作に取り組もうよ”って。そういうすごくシンプルなことが確認できた。だから、思い切って振り切った作品を作ってみようという気持ちになれたんですよね。
――“なんだ、普通にやればいいんじゃん私たち”みたいなところに辿り着けた、と。
RINA:はい。対バンツアーをやる前は、ああいうフェスでも中心になってるロックバンドの人たちと一緒にやることに対してビビってたところがあったんですね。“どう戦えばいいんだろう?”って。でも、いざやってみたり対バン相手のメンバーと話してみたりすると、音楽との向き合い方とか“同じじゃん”と思えるところがたくさんあって。お互いのファン同士もどうなのかなと思ってたら、全然交われるんだということも知って。そうしたら自分たち自身を、自分たちがまっすぐに見られるようになったんですよ。
MAMI:自分たちをまっすぐに見るなんて、当たり前のことなんですけど、自分たちが一番ビビって怖がってたのはそこで。そのバンドが得意としてやってることが自分たちにはできないんだから、自分たちの得意なところで戦えばいいものを、これまで自分たちはそのバンドと同じところで戦おうとしていたんですよね。
――自分たちよりもみんなが秀でているバンドに見えて、なにかしら劣等感があったんでしょうね、きっと。だから自ら同じ土俵にわざわざ上がって行ってという戦い方をしてきた。それがSCANDALの10年というか。
全員:うんうん。
TOMOMI(B&Vo):そうやね。
RINA:ずっと自分たちとの葛藤だったからね?
全員:うん。
MAMI:でも、同じところに上がって戦っていくうちに“これはウチらには似合わないかもしれない”“得意じゃないかもしれない”と気付いたとき、デビューして10年やってきて、やっとそれを受け入れられたんです。それで、自分たちにはこういうやり方があるんじゃないかっていうのを、去年の活動を通して改めて知った感じですね。
――10年戦ってきて、やっとフラットになれた訳ですね。
MAMI:これまでの10年がないと気づけなかったことなので、続けることの大切さも改めて感じました。
RINA:対バンツアーが終わったあとの打ち上げで、3バンドみんなが「SCANDALのライブは4人誰を見てもいつも楽しい」っていってくれたんですよ。自分たちとしては、ボーカルが1番とか。そういう普通のバンドのスタイルじゃないところがコンプレックスで。だから周りには斜めから見られるんだろうなと思ってたところを褒められたのが、めっちゃ嬉しかったんですよ。
――自分たちが気にしていた、コンプレックスだと思っていたところが実は武器だったと。
RINA:“なんだ、ここは私たちの強みでもあるんだな”って思えました。
SCANDAL/MAMI 撮影=横井明彦
自分は傷ついてもいいから大切な人には幸せになってもらいたいと、最近は思うんです。大切な人が幸せなら自分も幸せになる。
――いままで負い目に感じてたコンプレックスから解放されたんですね。SCANDALは。
全員:(大きくうなずく)。
TOMOMI:納得できたんだと思います、自分たちに。対バンしても思うんですけど、全然違うんです。誰とやってもウチらは異種格闘技戦になる。ガールズバンド相手にやっても“なんかちょっと違う”ってなるし。ずっとその違和感はあると思うんです。だから、誰とやっても交わらないというのは個性なんだろうなっていうことに気付き始めたんだと思います。ずっとSCANDALは“4人ぼっち”だった。だから孤独で“仲間が欲しい”っていう時代がすんごい長かったんですよ。ロックフェスに呼んでもらえないとか、ロック色の強いラジオからは声がかからないとか、そういう時代もあって。そういうときは、自分たちの個性が本当にコンプレックスだった。誰とやっても異種格闘技戦で、それは去年対バンツアーやってもやっぱり異種格闘技戦で。でも、いまはそれが面白くなってきて(笑)。だから、SCANDALはこれからもずっと4人ぼっちなのは変わらないと思うんですよ。でも、仲間はできた。
――“ぼっち”でも孤独ではなくなったということ?
TOMOMI:そう。これまでは自分たちが壁を作ってたんだと思うんですよね。さっき話に出たみたいに、まっすぐ自分たちを見れてなかったから。いまは自分たちのことをまっすぐに受け入れられて、誰とやってもこの4人が集まってやったら“なんか変”だし“ちょっと違う”けど、そこに自信が持てるようになった。そういうちょっとした心境の変化で、仲間もたくさんできたし、“これでいいんや”と思えるようになったし。
――では、そういう風に自分たちをまっすぐに受け入れて初めて作った作品『HONEY』を作り終えた後は、過去にないぐらいの爽快感があったんじゃないですか?
RINA:すごい気持ちよかったですね(笑)。制作もめちゃくちゃ楽しかったし。自由度が高くなったなと思います。制作途中に『HONEY』というタイトルワードが出てきたんですけど。作ってるものとか、自分たちの気分とか、4人のキャラクターって、“甘さ”と“毒”とか“喜び”と“悲しみ”とか。そういう相反する気持ちやものが同居してるものが好きだし、そういうタイプの人間だし。ガールズバンドの独特さって、そういうところなんじゃないかなと思ってこのタイトルをつけたんですけど。だから、アルバムにはそういう10曲が入ってます。
――『HONEY』だけど、甘いだけではないぞと。
RINA:そうだと思います。“可愛いだけじゃない”というコピーでデビューしてますし(笑)。
――でも、『HONEY』はいままで出したアルバムのなかで一番、女の子っぽいですよね。
RINA:うん。
HARUNA:そうかも。一番内面が出てると思います。もっと人間の心の底の言葉というか。
RINA:人が見える曲が多いなと思いますね。作り手とか4人の雰囲気の温度がちゃんととじ込められた曲ばっかりだなと思います。今回、日常の中のことを歌ってるものがほとんどなんですよ。
――女のコが生活の中で感じることを描いたものばかりですもんね。
RINA:だから、生活とともにある曲ばかりだし。プライベートな自分だけの気持ちを、人に伝わる曲にできたと思います。
――歌詞は実体験が多いんですか?
RINA:実話をそのまま書いてる訳じゃないです。経験したことや感じたことを自分の中に取り込んで、ある種の脚色をして音楽にしてるんですけど。今回はそこもあまり制御なく、言葉にできたというのはありますね。
――今回は10曲中8曲がRINAさん作詞でしたけど。それぐらい書きたいことが溢れていたということ?
RINA:2017年は、バンドは安定してたんですけど個人的にはいいことも悪いことも一気に押し寄せてきた1年だったから、今回はいっぱい歌詞が書けたんだと思います。
SCANDAL/TOMOMI 撮影=横井明彦
ずっとSCANDALは“4人ぼっち”だった。誰とやっても“なんか変”だし“ちょっと違う”けど、そこに自信を持てるようになった。
――なるほど。では、ここからは曲について質問していきますね。ちょっと不安定なコード感からファンキーなグルーヴへと変わっていく「ミッドナイトシティ」。この曲の歌詞のテーマは?
RINA:これは自分との葛藤を描いてるんですが、いままでと書き方が全然違いますね。誰かと比べて自分のことが嫌になったりしてもがいてるけど、頑張っていい明日にしようっていうんじゃなくて、その個性を受け入れる。自分が嫌だと思うっていうことは、自分自身が可能性を感じてるってことだから、と思えたり。
――葛藤してる自分を無理やり元気にするんじゃなくて、そのままを受け入れようと。
RINA:そうそう。だから、今回はそういう無理やりな感じはないんですよ。全編通して。
――SCANDALがコンプレックスを受け入れたことが、歌に反映されてるんですね。そこから冒頭の“シャララシャララ”、サビのバックコーラスが女のコ全開のポップチューン「ショートショート」とデジタルなR&Bテイストで大人っぽいムードの「窓を開けたら」。ここの流れがすごくよくて。歌も印象的でした。
TOMOMI:そこはHARUNAの自分エフェクトですね(笑)。
HARUNA:この2曲に共通しているのは、息の成分が多いんですよ。
RINA:それで、大人っぽさが出てる。
HARUNA:両方とも歌に関しては悩まずにレコーディングできて。「ショートショート」に関してはプリプロのときにRECしたテイクをほぼほぼ使ってるんですよ。いつも本番に向けてプリプロのテイクを聴き直して作り込むことが多いんですけど、これに関してはメンバーがプリプロのときの歌を気に入ってくれたので、そのまま使いました。こういう試みもいままではなくて。今回のことで、最初に聴いたときの衝動って大事なんだなと。ファーストテイクに敵うものはないというのは「ショートショート」に関しては思いました。
――「ショートショート」は最後の最後に仕掛けが施してありましたね。
RINA:タイトルは短編小説よりもさらに短い小説のことで、それぐらい短い恋を描いた歌詞なんですけど。最後に歌詞カードに載ってないコーラスが入ってくるところは、聴いたときのお楽しみということで。
――「プラットホームシンドローム」、「OVER」という勢いあるアップチューンがアルバム冒頭に続けて置かれてましたけど。
MAMI:まさに勢い、衝動を詰め込んだ曲で。この2曲はアルバムの締め切りギリギリにできた曲なんですよ。その他の曲はこの1年でできた曲で、この2曲がなくても“いい曲が揃ったな”という感覚はあったんです。でも“なんかもっといける気がするな”って根拠のないモヤモヤがあって。
RINA:1曲目を何にしたらいいか分からなかったから“ああ、これはまだいけるってことだな”という感じになって。そこから頭の曲を作ろうってなったんです。
MAMI:いま思えばですけど、自分がもともと好きな曲調なんですよね。この2曲は。そこに1周回って辿り着きました(笑)。ずっと近くにあったのに全然違うところばかり探してて。でてきた瞬間“なんでいままであんなに悩んでたんだろう”って思うぐらいポンって思い浮かんで。
RINA:だから、ホント1周してできたね。
MAMI:うん。そんな2曲です。
SCANDAL/RINA 撮影=横井明彦
10年間やってきて、フェスとか出られなかった時代、5年間続けて出れた時代、1周回ってこの次はどういう5年が待ってるんだろうな。
――そして、ジャケットのビジュアル、アートワークが最高ですね。甘くて、可愛いくて、ちょっとセクシーで。すごく良いです。
RINA:アートワークは今回、AMIAYAちゃんにプロデュースしてもらったんですよ。
――それはメンバーのアイデア?
RINA:そうです。
HARUNA:TOMOとは前から友達だったしね?
TOMOMI:プライベートで仲良くって。
RINA:ライブもいっぱい来てくれててね。
TOMOMI:アルバムを通して、自分たちの生活圏内のものが収められて。プライベート空間みたいなものだから、自分たちの本当にプライベートで関わり合いがある人たちと制作できたら面白いなというのがあって。プライベートで仲のいいAMIAYAに。AMIAYAのイメージと今回のアルバムのイメージはすごくハマるなと思ってたのでプロデュースしてもらいました。
――そこに“大人”は関わってないんですね。
RINA:「自由にやっていいよ」とレコード会社の人もいってくれてます(笑)。
HARUNA:私たちに10年ついてくれてるディレクターがいるんですけど。昔はあんなに厳しかったのに。
RINA:ねっ(笑)。
HARUNA:昔は、食事とか私服とかにも厳しくいわれてて。
――えーっ!! 本当ですか?
TOMOMI:田舎出身だったし、オシャレとは掛け離れてたんでしょうね。当時は“いややなぁ”と思ってましたけど、いまはもう自分たちのことをね?
RINA:信じてくれてる。今回も「プラットホームシンドローム」と「OVER」ができて聴かせたときに「これでアルバムが完成したね」といってくれたりとか。ジャケット写真を見せたときも「いままでで一番いいんじゃない?」っていってくれたのがすごく嬉しかったです。ずっとダメダメの頃から自分たちを見てくれてる人にそういってもらえたのが。喜んでる顔を見れてよかったです。
――いいエピソードですね。今回のアートワークは本当に素晴らしいと思いました。
TOMOMI:元々自分にAMIAYAちゃんを紹介してくれたのが、ねごとの(沙田)瑞紀なんです。それで、瑞紀にも今回「窓を開けたら」のアレンジで参加してもらって。本当に自分たちとプライベートなお友達で、すべて作り上げたというのがすごく嬉しい。みんな女子だしね。
RINA:それも自然な流れでそうなったんです。
SCANDAL 撮影=横井明彦
――では、アルバムのタイトルにひっかけて、みなさんが大切な人=HONEYに求めるものとは?
MAMI:幸せ。単純に。自分は傷ついてもいいから大切な人には幸せになってもらいたいと、最近は思うんですよね。
RINA:仏やなぁ(笑)。
MAMI:大切な人が幸せなら自分も幸せになるんで。人の幸せは自分の幸せだなと思います。
TOMOMI:なんやろう。私の両親はいまだに週末デートに行くようなカップルなんですよ、夫婦というより。一生カップル、夫婦になっても恋人みたいな関係が築ける人。
RINA:彼氏にするにも友達にするにもオリジナリティーを持ってる人に惹かれるなと思います。個性とか自分ならではの考えがある人が好きです。好きなこと、得意なこと、1個ポリシーを持ってて、自分では思いつかないような話を聞いたりすると楽しいなと思いますね、一緒にいて。そういう人は大切な人の枠に入ってるなと思います。刺激になります。
HARUNA:私もそれに近いかな。自分にないものを持ってる人。だからこそ一緒にいて意味があるし。自分とは全然違う生き方をしてきた人、自分が知らないことをたくさん知ってる人がいいですね。
――3月からは3年ぶりのホールツアー『SCANDAL TOUR 2018“HONEY”』が始まります。どんなライブにしたいですか?
RINA:アルバムのツアーなので、アルバムは全曲やろうと思ってます。テーマカラーもアルバムと同じ赤で、アルバムの世界観を感じられるものにしたいと思ってます。
――では最後に。10年を超えたSCANDALが、いまはどんな夢を描いているのかを教えてもらえますか?
RINA:無理なく、なるべく長く続けることです。リスナーが新しい自分たち、アートワークであったり曲を見て“無理してないな”って感じながら、いまを楽しませられる間はなるべく続けてたいなと思うんです。10年間やってきて、フェスとか出られなかった時代、5年間続けて出れた時代、1周回って、この次はどういう5年が待ってるんだろうなって。自分たちでも未知なんです。こういうことをやりたいとか、明確な夢は正直いまはないんですよね。でも、いまできることをずっとブラッシュアップして、長く続けられたらかっこいいなとは思っているんです。いまいるどのガールズバンドよりも長く続いたら、めっちゃ面白いなと思いますね。
TOMOMI:長く続けたいね。大好きだった人たちがいなくなってくのは寂しいから。
RINA:だから解散って聞くとめっちゃダメージあるんですよ。
――SCANDALも解散の危機はありました?
HARUNA:ないです(きっぱり)。
MAMI:どこで解散するのかとか、どこで活動休止するのかとか、自分たちにはまったく想像つかないから。
TOMOMI:まあいろいろあるんやろうけどな、理由は。
MAMI:あるのも分かるけど、自分たちにはリアリティーがない。
TOMOMI:でも、ここからの5年はこれまでの5年とは全く違うだろうから。5年経ったら全員が30歳を超えてますからね。
RINA:10代、20代、30代でバンドやるのってどんな感じなんやろうって思います。
TOMOMI:でも30歳からはめっちゃ楽しいって話もいっぱい聞くから。
HARUNA:続けたいですね。できるだけ。
取材・文=東條祥恵 撮影=横井明彦
SCANDAL 撮影=横井明彦
2018年2月14日(水)発売
【完全生産限定盤】(CD+Tシャツ)ESCL4957-4958 ¥5,278(税抜) ¥5,700(税込)
AMIAYAプロデュースのオリジナルフォトTシャツ付き!
SCANDAL『HONEY』完全生産限定盤
<DVD内容>Storytellers:SCANDAL
SCANDAL『HONEY』初回生産限定盤
【通常盤】(初回仕様)(CD)ESCL4961 ¥2,963(税抜) ¥3,200(税込)
SCANDAL『HONEY』通常盤
01. プラットホームシンドローム
02. OVER
03. テイクミーアウト
04. Oh! No!
05. ミッドナイトシティ
06. ショートショート
07. 窓を開けたら
08. ふたり
09. エレクトリックガール
10. 恋するユニバース
Storytellers:SCANDAL
01 瞬間センチメンタル
02 キミと夜と涙
03 LOVE ME DO
04 声(Acoustic ver.)
05 DOLL
06 恋するユニバース
07 テイクミーアウト
08 8月
09 SCANDAL BABY
2018年3月03日(土) 埼玉県・三郷市文化会館 大ホール
2018年3月09日(金) 鹿児島県・鹿児島市民文化ホール 第2ホール
2018年3月10日(土) 福岡県・福岡市民会館
2018年3月16日(金) 宮城県・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
2018年3月17日(土) 岩手県・盛岡市民文化ホ-ル 大ホール
2018年3月21日(水・祝) 北海道・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)
2018年3月24日(土) 栃木県・佐野市文化会館 大ホール
2018年3月25日(日) 茨城県・結城市民文化センターアクロス 大ホール
2018年3月31日(土) 新潟県・新潟県民会館
2018年4月01日(日) 石川県・本多の森ホール
2018年4月07日(土) 広島県・広島文化学園HBGホール
2018年4月08日(日) 鳥取県・米子市公会堂
2018年4月14日(土) 愛知県・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
2018年4月15日(日) 愛知県・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
2018年4月21日(土) 香川県・サンポートホール高松 大ホール
2018年4月22日(日) 奈良県・なら100年会館 大ホール
2018年4月27日(金) 大阪府・オリックス劇場
2018年4月28日(土) 大阪府・オリックス劇場
2018年5月11日(金) 東京都・中野サンプラザ
2018年5月12日(土) 東京都・中野サンプラザ
2018年5月18日(金) 静岡県・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
2018年5月19日(土) 岐阜県・岐阜市民会館
2018年5月25日(金) 兵庫県・神戸国際会館こくさいホール
※お1人様各公演4枚まで購入可能
※全席指定・4歳以上