昨年セ・リーグ王者の広島を迎え撃つ!ヤクルト「2018神宮開幕オープニングシリーズ」
東京ヤクルトスワローズは、広島東洋カープを迎えての今季ホームゲーム初戦。青木宣親の加入もあり、面白いゲームになること必至だ
昨年、最下位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。強力打線が売りのスワローズのその打撃陣にケガ人が続出したのが痛かった。捲土重来を期して迎えるこの2018年だが、チームの初戦となる「2018神宮開幕オープニングシリーズ」が、4月3日(火)からホームの神宮球場で行われる。この3連戦の相手は昨年のセ・リーグ王者の広島東洋カープ。この3連戦の結果は今年のペナントレースの行方を占う意味でも大きいものになるだろう。
今年の東京ヤクルトスワローズはちょっと違う。そんな思いにさせてくれたのは、元メジャーリーガー青木宣親の7年ぶりの復帰だ。昨年、メジャー110試合出場して打率は2割7分7厘、93安打、35打点だったが、出塁率は3割3分5厘でチームのポイントゲッターとして寄与してきた。この数字はセ・リーグに当てはめると、セ・リーグ部門17位の巨人・長野久義選手とほぼ同じ(3割3分4厘)。渡米前はほぼ4割を超えていたので、今回の青木の加入でチームの得点比率はグーンと上がってくるだろう。
昨年、不振にあえいだ山田哲人がかつての“トリプルスリー状態”に復活すれば、山田のバットで青木を生還させるという絵も描ける。その山田はオフにジムで体をイジメてきた。ウエイトトレーニングによって体重も3kgほど増えて、良い感じでキャンプに望めている。
2017年シーズンを椎間板ヘルニアで出場できなかった川端慎吾も、今年のキャンプの紅白戦に4番DHで出場。昨年8月以来の実戦にもかかわらず、3打数2安打とブランクを感じさせない仕上がりぶりだった。このまま調整が上手く行けば、川端、青木、山田、バレンティン、畠山の強力打線が復活。昨年大人しかった分、‟倍返し”の大暴れの予感が漂ってきた。
そして今年、“影のキーマン”として注目したいのが、広島東洋カープのリーグ連覇の立役者・石井琢朗打撃コーチだ。家庭の事情で東京に戻ってくることになった石井を招聘したのが東京ヤクルトスワローズ。広島東洋カープをここまで強くした石井コーチの功績はあまりにも大きいが、その石井を送り出した古巣への恩返しは、チームを常勝集団に戻すことに違いない。
また、同時に広島から移ることになった河田雄祐一軍外野守備走塁コーチも同じこと。この石井、河田という強力なコーチ陣を得た東京ヤクルトスワローズは、元メジャーリーガーの青木宣親も加わり、今季のセ・リーグの台風の目として注目を浴びるかもしれない。奇しくもホームゲーム初戦の相手はこの広島。自分が育て、自分を育ててくれたチームに、石井イズム、河田イズムで恩返しする3連戦となる。
加えて、この3連戦には球団から来場者に嬉しいプレゼント企画も用意されている。初日の3日は、スワローズ観戦を楽しむための攻略本「つばめガイド」と「THIS IS OUR HOME」「お帰りNORICHIKA AOKI」と記された応燕(応援)ボードを用意。4日は昨年からバージョンアップして耳つきとなったおしゃれなポンポンタイプの「タッセルニット帽」が、最終日となる5日は「もこもこフードポンチョ」がプレゼントされる。そのほか3日間共通プレゼントとして、今シーズンのスケジュールカレンダーなども用意された。
日時:4月3日(火)~5日(木)
会場:神宮球場(東京都新宿区霞ヶ丘町3-1)
プレゼント企画:4月3日(火)スワローズ観戦ガイド「つばめガイド」(先着17,000名)、応燕ボード(先着17,000名)
4月4日(水)「タッセルニット帽」
4月5日(木)「もこもこフードポンチョ」
※詳細は東京ヤクルトスワローズ球団ホームページを参照
http://www.yakult-swallows.co.jp/pages/info/event/opening2018/