高橋一生、FUJIWARA原西孝幸に熱いラブコール「ずっと見ていたいです!」 映画『blank13』関西舞台挨拶で明かす
-
ポスト -
シェア - 送る
2月17日(土)、大阪ステーションシティシネマにて映画『blank13』公開記念舞台あいさつ開催され、主演の高橋一生が登壇した。
『blank13』は、俳優の斎藤工が「齊藤工」名義でメガホンをとった長編監督デビュー作。関西では2月24 日(土)に公開を迎える。高橋一生は、父親が失踪した主人公を演じ、彼女役で松岡茉優、失踪した父親役でリリー・フランキー、母親役で神野三鈴が出演。斎藤も主人公の兄役で登場する。
高橋が登壇するということで、劇場内で最も大きなシアター・約450席の
「齊藤監督とはお互い惹かれ合っているプラトニックな関係なんだとお聞きしましたが?」とのMC からの質問に、高橋は「お付き合いしている様に聞こえますが、誤解の無いようにしてくださいね!(笑)」とおどけて早々に会場を沸かす。また、高橋が幼少時に甲子園に出場することを目指していた主人公を演じたことにちなみ、自身の子供の頃の夢を尋ねられる一幕も。ここで高橋は「考古学をやりたかったです」と即答し、客席を驚かせていた。さらに、ピラミッドの中が観光地となっていることに触れ、「ピラミッドの中にゴミ箱が置かれているらしいんですけど、観光客の方が捨てたバナナの皮が異様なまでに腐らないんですって。湿度環境などが関係しているそうなんですが……それを子供の頃に知って凄く気になるなと思ったので、安易かもしれないですけど考古学をやりたいなと」とコメント。そして、「僕の中で、吉村作治さんは謎を解き明かしていっているヒーローです(笑)」と幼少期の夢を披露した。
また、高橋はひときわ存在感を放っていた本作の共演者として、お笑い芸人・野生爆弾のくっきーの名前を挙げている。初対面にも関わらず、東京から2時間離れた撮影現場でいきなり「車を貸してほしい」とお願いをされたことを、恐怖のエピソードとして暴露。「撮影中も面白いし狂気だし。くっきーさんの役はアドリブだったので、何をするんだろう、どうしよう……と恐怖でした(笑)」と撮影を思い出して笑顔を滲ませた。
さらに、今後共演してみたいお笑い芸人を問われると、高橋はふたつ返事で「原西さん!」と即答。FUJIWARA の原西孝幸について、「本当に大好きなんです!休憩をはさんでもらって良いんで、ずっと見ていたいです!」とラブコールを送り、次回作での共演に期待を募らせた。
高橋は撮影の関係で、泊りがけで関西に居る事が多いという。「関西はお肉が美味しいですね、最近は鶴橋に行きました」と笑顔で述べると、会場からはまたもや驚きの声が。「鶴橋で共演者の方たちとご飯に行っていたら、いきなり“一生さん!”と声をかけられて……小柄なおばさまだったんですけどグッ!って力強く袖を引っ張られ、その後、握手をして…あまりの握手の強さに(体が 180 度)グリン!ってなりました(笑)。人が温かくて嬉しいなと思いました」と、距離感の近い関西ならではの驚きな出来事を嬉しそうに語っている。
MCの「それではそろそろお時間が」との一言に、すかさず客席からは息を合わせたかの様な「え~~~~っ!」という名残を惜しむ声が。客席からの「えー?」をレスポンスを初めて聞いたという高橋は、興奮気味に「客席側に行って一緒に“えーっ!”って言いたい」と述べたかと思いきや、いきなり壇上から飛び降り、会場を駆け抜け客席の一列目に着席。「えーーーー!」と叫び、会場を歓喜の渦に巻き込んでいた。壇上に戻った高橋は「齊藤監督をはじめとして、皆さんに観て欲しいと思って、みんなで作ってきた作品。この映画館の暗い空間でしか繋がれない何かがあると思いますし、この作品を観て頂け、映画的な世界を皆さんと共有出来て本当に良かったと思いますそれぞれの中に、家族との関係性など、感じた何かを持って帰って頂ければと思います。」と作品にかける自らの想いを述べ、舞台挨拶を締めくくった。
映画『blank13』は公開中。2月24 日(土)より大阪ステーションシティシネマ 他にて全国順次公開。
※初出時にタイトルの氏名表記に一部誤りがありました。訂正しておわびいたします。
映画『blank13』
(2017年/日本/カラー5.1ch/アメリカンビスタ/70 分)