架空現代詩人の半生描く『hammer & hummingbird』 磯村勇斗5年ぶりの舞台
舞台『hammer & hummingbird』が2月28日から東京・本所吾妻橋のすみだパークスタジオ倉で上演される。
脚本家、演出家、俳優の濱田真和が率いるSuperendrollerがプロデュースする同作。架空の現代詩人・中村泳の半生を描き、「夢と現実」「生と死」の狭間で揺れ動く心の葛藤を捉えた物語になるという。
主演の中村泳役を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』での前田秀俊役や『仮面ライダーゴースト』での仮面ライダーネクロム役で知られる磯村勇斗。脚本、演出を濱田真和が手掛ける。
また音楽をロックバンド・2、照明を渡辺敬之(仕立て屋のサーカス、tremolo)が担当。公演のビジュアルは写真家の嶌村吉祥丸が撮影した。は現在Superendrollerのオフィシャルサイトで予約受付中だ。
磯村勇斗のコメント
今回この作品が決まった時、正直、不安がありました。約5年振りの舞台……
でも、脚本を読ませて頂いた時、率直に「泳」の役を全うしたい。
そう感じる程、泳、そして濱田さんの描く世界に惹かれました。これから稽古が始まりますが、濱田さん、キャストの皆さんとご一緒に作り上げていくのが楽しみです。今自分にあるものを全てこの作品にぶつけ、ある意味自分自身の「再生」でもあるので、舞台上を放浪し、その先へと歩んでいきたい。濱田真和のコメント
今回の新作は「放浪」の物語です。その中で物語のキャラクターたちが、同じ方向を向いて歩いたり、傷つけ合ったり、愛し合ったりするのと同じように、キャストスタッフアーティスト、全員で同じ方向を向いて、お客様に届けたいと思っています。今から、どんな化学反応が起こるのか、起きるのか、僕が一番楽しみです。
夢と現実、生と死、愛と孤独、そして旅と詩、記憶。
30歳、リスタート。どうぞ宜しくお願い致します。