Nothing's Carved In Stone全国ツアー、熱狂のZepp Tokyoから勢いよく開幕
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Nothing's Carved In Stone「Nothing's Carved In Stone MAZE×MAZE TOUR」東京・Zepp Tokyo公演の様子。(Photo by RUI HASHIMOTO[Sound Shooter])
Nothing's Carved In Stoneのワンマンツアー「Nothing's Carved In Stone MAZE×MAZE TOUR」が、10月8日の東京・Zepp Tokyo公演から開幕した。
9月16日にリリースされた最新アルバム「MAZE」を携えて、全国7都市を巡る今回のツアー。初日公演は1階フロアはもちろん、2階席も観客で埋め尽くされるほどの大盛況で、熱気が充満する中でスタートした。
ライブのセットリストは「MAZE」の楽曲を中心に構成され、オーディエンスは体を揺らしたり、拳を突き上げたり、初めてライブで聴く楽曲を思い思いの形で味わう。ステージ上の4人も爆音で新曲を奏でる楽しさを噛み締めているようで、村松拓(Vo, G)、生形真一(G)、日向秀和(B)の3人は何度もフロアに近付いてはオーディエンスと視線を交わし、大喜多崇規(Dr)は奔放な3人のプレイを支えながら力強いビートをストイックに刻む。また村松はフロントマンらしく縦横無尽に動き回りながら、太く伸びやかな歌声をフロア中に響かせ、オーディエンスを圧倒していく。
MCで村松が「僕ら楽しいんですけどどうですか?」と問いかけると、大きな歓声が場内を飛び交う。これを受けて彼は「今日が来るのが楽しみだったんです。みんな笑顔になってるのが答えかなと思って」と自身も破顔する。さらにアンコールでは彼は「結成7年目にして『バンド楽しー』ってなってるんですよ」とバンド活動が充実していることを明かす。すると日向が「高校の部活みたいだよね」と返し、村松が「なんか新曲ができそうなんだよね」と言ったことをきっかけに4人がセッションを始めるという一幕もあった。
なお4人は「MAZE」の収録曲以外にも、ライブの定番曲やクラウドサーファーを発生させるような激しいナンバーも多数プレイ。ツアーの幕開けにふさわしい気合いの込もったパフォーマンスを繰り広げ、このあとに続く地方公演へと勢いをつけた。
Nothing's Carved In Stone 「Nothing’s Carved In Stone MAZE×MAZE TOUR」(※終了分は割愛)
2015年10月11日(日)北海道 サッポロファクトリーホール
2015年10月13日(火)宮城県 Rensa
2015年10月16日(金)大阪府 Zepp Namba
2015年10月17日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2015年10月23日(金)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2015年10月24日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
Nothing's Carved In Stone 「LIVE ALBUM再現ライブ『円環 -ENCORE-』」
2015年11月6日(金)東京都 豊洲PIT