歌舞伎界の新鋭・尾上右近主演の初現代劇『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』全キャスト決定

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舞台
2018.3.22

尾上右近主演による翻訳現代劇『PARCOプロデュース2018「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル」』の全出演キャストが発表された。

 本作は、2008年にトニー賞4部門を受賞したブロードウェイミュージカル『イン・ザ・ハイツ』で脚本を担当したキアラ・アレグリア・ヒュディスの作で、2012年のピューリッツァー賞戯曲部門賞を受賞した作品。本作を熱望したG2が自ら翻訳、演出を担当し、歌舞伎界の新鋭・尾上右近を主演にいよいよ日本で初演を迎える。

出演者は、主演の尾上右近のほか、南沢奈央葛山信吾鈴木壮麻陰山泰村川絵梨。加えて篠井英介が母性あふれる主人公の母親役に決定した。力強い俳優陣たちが、翻訳現代劇の舞台に立つのは初という尾上右近と共に、珠玉の作品の日本初上演に取り組んでいく。

公演情報

『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル
~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~』

<あらすじ>
オデッサは、特殊なサイトを運営しているサイト管理人だ。そのサイトは、何千マイルも離れてまったく異なる職業につきながら、ある共通点を持った人々が集まるサイトだった。ヘロイン、コカインといった依存性のあるドラッグ中毒者たちである。無職の者、税務署職員、起業家などなど。管理人のオデッサ自らも元コカイン中毒者であり、かつて幼い娘と息子を依存症のために見殺しにしかけ、娘を失った過去を持っていた。 

オデッサの息子エリオットは、イラク戦争に出兵して肉体的にも負傷すると共に、あることで心の傷を負っていた。また足の負傷をきっかけに、心ならずもモルヒネ中毒となった経験を持っている。そして、彼のよき理解者であり従兄弟である大学非常勤講師のヤズミンは、現在離婚調停中で人生に行き詰まっていた。すべての登場人物が、人生の行方を探そうとしてあらがい彷徨う中、エリオットの育ての母であり、伯母でもあったジニーの死をきっかけに、オンラインとオフライン、それぞれの人間関係がリアルな世界の繋がりの中へとくっきりと浮かび上がり、少しずつ変化していく―。

<東京公演>ほか地方都市公演あり
日程:2018年7月6日(金)~7月22日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

■作:キアラ・アレグリア・ヒュディス
■翻訳・演出:G2
■出演:尾上右近 篠井英介 南沢奈央 葛山信吾 鈴木壮麻 村川絵梨 / 陰山 泰

発売日:4月21日(土)~
■入場料金:一般8,000円(全席指定・税込)
      U‐254,000円
     (観劇時25歳以下対象、当日指定席引換、要身分証明証/ぴあ、パルステ!にて前売販売のみの取扱い)
     ※未就学児入場不可 ※営利目的の転売禁止

公式サイト:http://www.parco-play.com/

 
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