元JAPANドラマー、スティーヴ・ジャンセン写真展が初開催 デヴィッド・シルヴィアンやYMOメンバーの素顔に迫る
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen
元JAPANのドラマーであり、写真家としても活躍するスティーヴ・ジャンセンの日本で初となる写真展『Through A Quiet Window ―スティーヴ・ジャンセン写真展―』が、2018年4月13日(金)~5月13日(日)まで、京都伊勢丹で開催される。
1980年代初頭、『Gentlemen Take Polaroids(孤独な影)』『Tin Drum(錻力の太鼓)』といった音楽史に残る名盤を発表し、絶大な人気を誇ったイギリスのバンド・JAPAN。そのドラマーであるスティーヴ・ジャンセンは、写真家としての顔も持ち、これまでに数多くの作品を撮影してきた。また、高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣によるYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)とは、互いのレコーディングやツアーに参加するなど深い交流を持っている。
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen
今回の写真展は、バンドの活動後期にあたる1981~83年頃の作品を中心に170点を収め、高橋幸宏プロデュースのもと日本オリジナル編集で制作された写真集『Through A Quiet Window(スルー・ア・ク ワイエット・ウィンドウ)』から20点(予定)を選んで展示するもの。本展のためにプリントされる展示作品はすべて購入も可能だ。エディション5のみの限定販売となり、写真集や関連CDも併せて販売される。
写真展では、レコーディングやツアーのあいだに撮られたJAPANメンバーのデヴィッド・シルヴィアン、ミック・カーン、リチャード・バルビエリ、ロブ・ディーンや、YMOの高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣の素顔を捉えた貴重な写真の数々、そして、スティーヴの真摯な眼差しが切り取ったロンドンと日本の静謐な風景を見ることができる。
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen
それぞれのグループや個々のメンバーのファンにとってはもちろん、ひとつの時代の記録としても重要な意味を持つ写真展となるだろう。
※高橋幸宏の「高」は正しくは「はしご高」の記載
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen
Through A Quiet Window (C)Steve Jansen