芦田愛菜、初舞台で「タイムマシンにおねがい」を亀田誠治アレンジで歌唱へ!恐竜も大暴れした『世界一受けたい授業 THE LIVE』制作発表
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恐竜になつかれる芦田愛菜 『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!!』制作記者発表
4月10日(火)東京・日テレホールにて『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!』制作記者発表が行われ、メインキャストの芦田愛菜、八嶋智人、山崎樹範、日本テレビ『世界一受けたい授業』番組チーフプロデューサーの糸井聖一氏、イベントプロデューサーの依田謙一氏が登壇した。
左から、八嶋智人、芦田愛菜、山崎樹範
『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!』は、教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』が、アリーナショーとなってテレビを飛び出したプロジェクト。世界初の実物大二足歩行恐竜“DINO-TRONICS”や、ダンスチームによる迫力のパフォーマンスなど、多彩で圧倒的なエンタテインメントが繰り広げられる同イベントでは、20万人を動員予定だ。観客は、芦田愛菜、八嶋智人、山崎樹範らに誘われ、恐竜が闊歩する時代にタイムスリップすることになるという。
八嶋智人
八嶋智人
芦田愛菜
芦田愛菜
山崎樹範
山崎樹範
この日、芦田、八嶋、山崎の三人は、ライブショー当日と同じ衣装を身にまとって登場。開催をひかえた心境を尋ねられると、芦田は「ライブはわたしにとって初めてのことなので、すごく楽しみです」とコメント。八嶋は「想像していたよりすごいイベントになっていると思います。『やべえ!』と思いますよ。トラウマになるかもしれませんので、お気をつけください」と、思わせぶりな発言。続く山崎は、「わたしは子どもが大好きなので、今からちびっ子たちの笑顔が見られるのを楽しみにしている次第でございます」とやけに丁寧な口調で話し、八嶋から「嘘くせえよ!」とさっそくのツッコミを受けていた。
『世界一受けたい授業』番組チーフプロデューサー・糸井聖一氏
会見では、番組チーフプロデューサーの糸井聖一氏がまず挨拶。今回のショーのベースとなる『世界一受けたい授業』に触れ、「楽しみながら、親子そろって学べるということを目標において番組を制作しております。今回のように番組を飛び出してリアルイベントをやるのは初めての試みです」とコメント。さらに、すでにゲネプロ(本番同様の事前リハーサル)で鑑賞したイベントの内容について、「楽しみながら学べるイベントになっている、と自信を持って言えます」とアピールした。
『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!!』イベントプロデューサー・依田謙一氏
また、イベントプロデューサーの依田謙一氏による、ライブショーの概要紹介も行われた。依田氏は、今回のイベントが2016年に開催された超大型プロジェクト『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』に続く、日本で2作目のオリジナルアリーナショーであることを説明。その最終公演の会場である横浜アリーナの関係者から、次のオリジナルアリーナショーの相談を受けていたところ、今回の世界初の実物大二足歩行恐竜“DINO-TRONICS”を手掛けるON-ARTが話題に上ったのだとか。翌週にはON-ART関係者を『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』に招いたそう。また、翌週に依田氏らは埼玉にある“DINO-TRONICS”の工場を見学し、その迫力に圧倒されたことから、イベントの企画を決意。また、観客へ届ける方法として、学べるエンタテインメントを掲げる『世界一受けたい授業』とのマッチングが最適と考え、実現に至ったという。
依田氏が、「子どもから大人まで楽しめるスーパーライブショー」と表現する同プロジェクトは、今夏5大アリーナ(神奈川・横浜アリーナ/大阪・大阪城ホール/名古屋・日本ガイシホール/埼玉・さいたまスーパーアリーナ/福岡・マリンメッセ福岡)で20万人を動員予定。芦田を主演=座長とし、タイムマシンを開発中の土岐駆(とき・かける)博士役で八嶋が、助手のヤマシゲ役で山崎が登場する。依田氏は、「演劇とライブ、両方の要素を入れていけるように演出を組み立てております。テーマパークのような楽しさが詰まったショーと言えるのではないでしょうか」と説明している。
ライブではタイムマシン=アリーナ会場に紛れ込んだラプトルの子どもを元の時代へ戻すため、芦田、八嶋、山崎の三人と観客が太古の時代へ観客とともにタイムスリップする……という物語が展開。依田氏は、「ラプトルがいた白亜紀だけではなく、ジュラ紀や三畳紀など、恐竜の生まれて成長していくさまざまな時代を旅します」と、さらなる見どころを語り、恐竜学者で北海道大学准教授の小林快次氏による解説で登場することも明かした。また、ライブに登場する恐竜にも言及。ON-ARTの手掛けるDINO-TRONICSについて、「世界最高レベルのものです。動きもリアルで、時には観客を襲ってしまうかもしれません」と観客が間近で体験するイベントであることを強調。さらに、科学的な考証をへて恐竜を再現していることを明かし、「実際はこんな大きさだったんだ、とか、こんな動きをするんだ、といったことをお客さん全員で体感していただける」と自信をのぞかせていた。そのほか、ライブショー内で、『世界一受けたい授業』で人気の「アハ体験」などのコーナーや、開催各地のダンス強豪校によるショーが設けられていることも紹介。大阪会場には、京都府立山城高校ダンス部が参加することも明かしている。
質疑応答のコーナーでは、キャスト陣が同作のみどころについてトーク。座長である芦田は、今回が舞台初出演にして初主演だ。心境を尋ねられると、「本当に初めてで、 ゲネプロ(リハーサル)の時もすごく緊張して不安だったんですけど、お二人が隣にいらっしゃっるだけで安心します。わたしのミスも受けとめて、さらにカバーして面白くしてくださる。お二人がいて下さるから、わたしは舞台に立てているんです」と謙遜。そのコメントに、八嶋は「(芦田に)ミスはひとつもありません!」と芦田の座長ぶりを絶賛。「我々のほうが立ち位置が危うかったり。勝手なことをやったばっかりに、進行がよくわからなくなったりしても、きっちり戻してくれます。昔、(芦田と)親子役をやったことがあるので、父親目線で見ていたんですけど……何となく頼っている自分がいました」と、かつて共演した映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』からの芦田の成長について語った。
芦田愛菜
八嶋智人
山崎樹範
一方の山崎は「そうですねえ……頑張っていると思いますよ」と話して八嶋から「なに目線だよ!」とまたもツッコミを受ける一幕も。しかし、続けて「(芦田は)すごくしっかりしている。ぼくは愛菜ちゃんが生まれる前から演劇をやっていますが……時代って変わるんだな、って思いました。すごい速度で追い抜かれました……」と肩を落とし、会場の笑いを誘っていた。
左から、八嶋智人、芦田愛菜、山崎樹範
また、記者からは、芦田がショーのなかで歌って踊ることに注目した質問も。「何曲くらい歌って踊るんですか?」との声には、依田氏が「来ていただく皆様に楽しみにしていただきたい部分なので……」とネタバレを恐れつつも、芦田がサディスティック・ミカ・バンドのヒット曲「タイムマシンにおねがい」を披露することを発表。また、同曲が、今回のショーのために亀田誠治氏がオリジナルアレンジを加えたものであることも明かしている。
左から、八嶋智人、芦田愛菜、山崎樹範
さらに、この日は、実際のアリーナショーに登場する恐竜が登場。ショーと同じく、芦田、八嶋、山崎が「レッツ、ホニャララ~」との掛け声とド派手な演出とともに、会場が暗転する。
そして、巨大なアロサウルスが現れると、場内は騒然。アロサウルスは観客だけでなく。取材陣にも襲い掛かっていた。また、逃げ惑う芦田や、その様子を実況解説する八嶋を傍目に、山崎は二度に渡って噛み付みつかれることに。その後も、アロサウルスは、しっぽを振ったり、右へ左へ駆けまわるなど、大暴れ。間近で見ると瞬きまで確認できるリアルさに、観客・報道陣ともに驚きの声を上げる。
しかし、フォトセッション時には、アロサウルスは大人しくなり、芦田になつく姿も披露。山崎にも、三度目には甘噛みで愛情を表現し、人懐っこいようすを見せていた。なお、ライブショー当日には、さらに巨大な恐竜も登場するという。
左から、八嶋智人、芦田愛菜、山崎樹範
噛みつかれ慣れた山崎樹範
最後に芦田は「このライブはみんなで一緒に楽しみながら恐竜がいた時代について学べます。もしかしたら、皆さんの目の前で恐竜たちが暴れだすかもしれません。この夏は世界一受けたい授業 THE LIVEに遊びにきてください! 」とコメント。山崎は、「遊園地に行けばヒーローには会えるかもしれないですけど、恐竜に会える経験はここだけです。大迫力のすごいステージなのでぜひ遊びに来てください」とアピール。八嶋は、「今回のイベントで観ないと、世界中どこへ行っても観られない恐竜たちが登場します。科学的にも、こういうのがいたんじゃないか?ということが体験できるので、この夏は是非みなさんと一緒に体感したいと思います」と締めくくった。
『世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏!』は7月21日(土)神奈川・横浜アリーナから開幕。
取材・文=SPICE編集部