東京・大井町でサーフィンなど全8種のスポーツを体験!複合施設が8/11オープン

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2018.5.10
記者発表には各スポーツ界のレジェンドたちが花を添えた(右から司会のジョン・カビラ、日本パデル協会・玉井勝善副会長、プロサーファー・糟谷修自、前田マヒナ、テニス・伊達公子、バスケットボール・原田裕花、シンカリオン、JR東日本・竹島博行事業部長)

記者発表には各スポーツ界のレジェンドたちが花を添えた(右から司会のジョン・カビラ、日本パデル協会・玉井勝善副会長、プロサーファー・糟谷修自、前田マヒナ、テニス・伊達公子、バスケットボール・原田裕花、シンカリオン、JR東日本・竹島博行事業部長)

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東京オリンピックに向けてスポーツ熱が高まる中、今年の8月11日(土)、都内のど真ん中に「こんな施設を待っていた!」と言いたくなる複合スポーツエンターテインメント施設が誕生する。JR東日本(東日本旅客鉄道)が開発する「スポル品川大井町」がそれだ。

サーフィンは40センチ~130センチまでの波を再現。初心者も本格的サーファーも満足できる施設になっている(画像は別施設)

サーフィンは40センチ~130センチまでの波を再現。初心者も本格的サーファーも満足できる施設になっている(画像は別施設)

スポーツ施設というと、一般に大きな陸上競技用のフィールドを想像しそうだが、この施設では「テニス」「バスケットボール」「フットサル」の各コートを用意。さらに、2020年の東京オリンピックで正式種目に加わる「サーフィン」や「ボルダリング」も楽しめるという、驚きの施設となっている。

施設全体のイメージ図

施設全体のイメージ図

そのほか、同施設で楽しめるスポーツは、生涯スポーツとして注目が高まるアーチェリー、スペインで人気爆発中のテニスとスカッシュを組み合わせたパデルなど全8種類。約2万4,000平方メートルという広大な敷地には、子ども向けの「キッズランド」、バーベキューができるメインダイニングなど、娯楽・飲食施設も5つ併設される。

「皆さんがこの大井町でテニスする姿をイメージしながら作りました」と笑顔で話す伊達公子

「皆さんがこの大井町でテニスする姿をイメージしながら作りました」と笑顔で話す伊達公子

驚きはそれだけではない。各スポーツ施設では日本を代表するスポーツ選手が“スペシャルサポーター”としてバックアップ。テニスコートは日本が誇るレジェンドプレーヤー・伊達公子がプロデユースした。4大メジャーのひとつ、全米オープンをヒントに、ブルーのハードコートを4面用意している。

「スポル品川大井町」の魅力と可能性を熱く語る、プロサーファーの糟谷修自(真ん中)と前田マヒナ(左)

「スポル品川大井町」の魅力と可能性を熱く語る、プロサーファーの糟谷修自(真ん中)と前田マヒナ(左)

一方、サーフィン施設では、レジェンドソウルサーファーの糟谷修自プロと、東京オリンピック出場を目指す、女子プロサーファーの前田マヒナプロが“スペシャルサポーター”として名乗りを上げた。サーフィン好きの人が都内で気軽にサーフできるという、一昔前では考えられなかったドリームが、この「スポル品川大井町」で実現する。

ボルダリング施設をバックアップするのは、今月6日、中国の重慶で行われた『IFSC クライミング・ワールドカップ 重慶 2018』で優勝した野口啓代だ。場内には日本でも珍しい屋外のボルダリングウォールを常設。急激に競技人口が増えている同スポーツだけあって、かなりの来場者が期待される。

ソフトボール施設は日本のエース・上野由岐子がサポート。3つあるソフトボール用バッティングセンターのひとつに、上野の剛速球がバーチャルで体験できるゲージを用意した。野球よりも近い距離から放たれる、時速110キロのボールは迫力満点で、利用者の挑戦意欲を掻き立てる。

今月9日に都内で行われた発表記者会見には、伊達公子、糟谷修自、前田マヒナ、元バスケットボール女子日本代表の原田裕花らが出席した。

「スポル品川大井町」のテニスコートについて伊達は、「(公式)トーナメント用に作ってもらった」と話しており、「テニスは一人ではできないが、同じレベルの人が対戦できるアプリ(TenniSwich)も開発。色々な人とテニスが楽しめるように工夫しました」とその出来栄えに満足そうだった。

一方、サーフィン創成期のトッププロ・糟谷修自も「家族で楽しめるし、プロでも特に下半身を鍛えるのに最適。ビギナーからベテランまで楽しめる最高の施設です」と太鼓判を押している。JR東日本の竹島博行事業部長も「JRは鉄道会社だが、沿線の魅力追求・拡大や豊かなライフスタイルに貢献できる施設を作れた」とその完成度に自信を見せていた。

「バスケをやる環境や場所が少ないので、この施設が出来る意味合いは大きい」と語る、元バスケットボール日本代表キャプテンの原田裕花

「バスケをやる環境や場所が少ないので、この施設が出来る意味合いは大きい」と語る、元バスケットボール日本代表キャプテンの原田裕花

日本パデル協会の玉井勝善副会長も「スポル品川大井町」の誕生で、このニュースポーツのファン増大を期待する

日本パデル協会の玉井勝善副会長も「スポル品川大井町」の誕生で、このニュースポーツのファン増大を期待する

営業時間は10:00~23:00で入場は無料。各施設の利用は有料となり、詳細は今後公式サイトなどで公開していくという。仕事を終えたサラリーマンやOLが、「帰宅途中にサーフィンができる」という、最先端の複合スポーツエンターテインメント施設「スポル品川大井町」。オープンは約3か月後だが、今からその日が待ち遠しい。

施設情報

スポル品川大井町

住所:東京都品川区広町2-1-19
アクセス:JR京浜東北線・東急・東京臨海高速鉄道の大井町駅から徒歩約5分
公式サイト:https://www.sporu.jp

【スポーツ施設】
・人工サーフィン
・ボルダリングウォール
・テニスコート(4面)
・フットサルコート(3面)
・バスケットボール(3×3)コート(2面)
・ソフトボール専用バッティングマシーン(3機)
・アーチェリー(3レーン)
・パデル

【娯楽施設】
・脱出アトラクション「Escape From Black SPORU」
・キッズランド(新幹線変形ロボシンカリオンがテーマ)
・O2ルーム(酸素ルーム)
・メインダイニング(BBQなど)

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