橋本さとし×濱田めぐみ ロングインタビュー!「馬鹿な大人たちの“生き様”を見せたい」新感線☆RS『メタルマクベス』disc1
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(左から)濱田めぐみ、橋本さとし (撮影:山本れお)
2018年7月23日(月)から12月31日(月)まで「ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』 Produced by TBS」が、東京・IHIステージアラウンド東京にて、disc1、disc2、disc3の3チームに分かれ、連続上演される。
『メタルマクベス』とは、シェイクスピアの四大悲劇の一つ『マクベス』を、劇団☆新感線の主宰であり演出家のいのうえひでのりと人気脚本家・宮藤官九郎とがタッグを組み、大胆に脚色が施されて生まれた新感線の代表作の一つ。2218年の人類が衰退した世界と、空前のバンドブームに沸く1980年代の日本を行き来しながら、ヘヴィメタルサウンドと共に、宮藤×いのうえ流『マクベス』が描かれる。
作品の主人公・マクベスとマクベス夫人(本作ではランダムスターとランダムスター夫人)をdisc1で演じるのは、21年ぶりに古巣、劇団☆新感線の舞台に立つ橋本さとしと、劇団四季出身でありミュージカル界きっての歌姫・濱田めぐみだ。過去に共演経験もある二人がこの舞台でどのような『メタルマクベス』の世界を描こうとしているのか。話を聞いてみた。
■「21年間の想いをぶつける時がついにきた」(橋本)「役者人生のいい転機になるかも」(濱田)
――橋本さん、新感線の舞台にお帰りなさい! まずは今のお気持ちからお聞かせください。
橋本 21年ぶりですよ。いつか新感線に戻りたいと一日も欠かさず思い続けていましたし、それが役者人生の目標でしたからね。この21年間、溜まりに溜まったこの想いをぶつける時がついにやってきたかと……でも、もうちょっと若い時に声かけてもらいたかったですね(笑)。50歳を超えてから20代の頃にやっていたような作品をやるんか!?と(笑)。
――復帰作が『メタルマクベス』というのも、普段からハードロックが大好きな橋本さんにピッタリなのでは、と思っていました。
橋本 『メタルマクベス』は初演の時に観まして、この舞台に立ちたかったなーと悔しい想いをした舞台でもありました。だからこそこの作品で新感線の舞台に再び立つことができるのは本当に嬉しいです。で、共演者は誰になるのかな?と思っていたら……めぐちゃん(濱田めぐみさん)で!「これはいけるでー!ごっついもんができるわ」と感じました(笑)。新感線の舞台に立つにあたって最高の相手役です。
――橋本さんからこんなに熱く歓迎されている濱田さん、新感線初参加のお気持ちはいかがでしょうか?
濱田 劇団四季にいた頃から新感線さんは同じ劇団という意味で何かと話題になっていました。でも私がこれまでやってきたミュージカルとは真逆の方向にいた劇団でしたから、私が新感線さんの作品に関わる事ってないんじゃないかな、と思っていました。なのに、なんとお声をかけていただきまして。さらに相手役が21年ぶりに新感線の舞台に戻ってきたという、さとし兄やんで!「これは自分の俳優人生のいい意味での転機だ」と思い、おもいっきりやろうと決めました。今まで自分の中に埋もれていたものを掘り起こせるかもしれないですね。
――橋本さんが『メタルマクベス』の初演を観た時の感想を聞かせてください。
橋本 『メタルマクベス』初演時は、僕が新感線を辞めてから10年くらい経っていた頃。でも気持ちの部分ではまだまだ“劇団員魂”が抜けきってない頃でもありました。新感線とは、ヘヴィメタがあって、笑いがあり、ケレン味のあるかっこよさが売りの劇団。『メタルマクベス』を上演していた頃は僕がいた頃より劇団がすごく大きくなっていて、音だけでなく映像も使って新感線の魅力をより贅沢に表現することができていたんです。
初演でランダムスター役を演じたのが内野聖陽さんですが、同世代の役者としてあんなカッコイイ人はそうそういないと思っています。彼の舞台を観てカッコイイなあ、新感線の舞台の中でも自分のエネルギーを爆裂されることができる……一人の役者として、また元劇団員として観てもすごい人だと思いつつ……その一方でやはり悔しいと思っていました。この役は俺がやりたかった、もしかしたら自分がやっていたかもしれないって。
時が経ちこの役を演じる機会をいただけたことで、新感線の原点に戻れたような気持ちです。「よっしゃ、東京に行くでー!」って、劇団名は“新感線”でしたけど、各駅停車の鈍行で皆で上京していた古き良き時代を改めて想いながら演じたいと思っています。歳こそ取りましたが、気合いはあの頃のままで臨みたいですね。
――濱田さんは映像で『メタルマクベス』をご覧になっているんですよね?
濱田 そうなんです。音楽の迫力もさることながら、お客様と一体となって生まれるエネルギーが強烈で、これは舞台上で役者がどのくらいの力を出せばこんなにお客様に届くんだろうと思いました。こんな世界に自分が入り込むことができるのか、という想いと共に、今までとは全然違う世界なだけに、これは「ダーク・はまめぐ」の出番かな、と。
橋本 おおー!来たねぇ(笑)。
濱田 今まではホワイト&ピュアでやってきて、演目によってレッドやパープルに染まってきましたが、『メタルマクベス』は「ダーク・はまめぐ」でしょうと。過去いろいろな役をやらせていただきましたが、ランダムスター夫人はぐうっと深みのある熱情型の女性だと思うので、これは役作りが楽しいだろうなと想像しています。スタッフ、キャスト、そしてお客様の「質感」を楽しみながら夫人役を演じていきたいですね。
――そもそもの話ですが、シェイクスピア作品、特に『マクベス』という作品に対する印象や思い出などがありましたら教えてください。
橋本 シェイクスピアって役者が必ず通る道だと思うんです。蜷川幸雄さんのNINAGAWA・マクベスに出演した時はバンクォー役でした。大演出家・蜷川さんが作りだす作品は大スペクタクル作品なんです。シェイクスピアという偉大な作家に太刀打ちするために全身全霊でぶつかっていく演出家でした。今、いのうえさんはその位置にいる人だと思うんです。ただ蜷川さんと違うのは、そこに笑いやヘヴィメタルが入っているところ。でもいのうえさんはシェイクスピアの大きな作品に立ち向かえるだけの力を持っていると思うんです。
『マクベス』って悲劇じゃないですか。どんどんぶっ壊れていくマクベスと夫人。男と女の関係や人間の欲深さを描いていて、ある意味シェイクスピアの『マクベス』を読んだ上でこの『メタルマクベス』を観ると、ものすごくマニアックなところをくすぐっていたり、宮藤さんがシェイクスピアにものすごくツッコミを入れているところがあるので、よりいろいろな見方ができて楽しめると思いますよ。
濱田 私は劇団四季時代に、浅利慶太さんの演出でいろいろなシェイクスピアの作品をやっていたことを思い出しました。演出家が違うと同じ作品であっても解釈の違いや色味が加わりますし、時代背景や状況も変わったりします。でも、まさか『マクベス』に「メタル」を合わせてくるという、その発想やひらめきって桁外れにすごいなと思うんです。しかもそれを現実化させて舞台に乗せてしまうのが、ものすごい才能だなって。原作を知った上で観るのもありですし、全く原作を知らずに観るというのもありだと思います。『メタルマクベス』を観た後で原作を読んでみるとかもね。皆がこの作品をどう観るのか興味がわきます。お客様の感想が聞きたいです。
■「めぐちゃんは心の支え」(橋本)「兄やんがいてくれることで居場所ができた」(濱田)
――お二人は普段から「兄やん」「めぐちゃん」呼びなんですね(笑)。
濱田 いつもこんな感じです(笑)。
――最初の出会いは『二都物語』(2013年)ですか?
濱田 そうなんですよ。『二都物語』、そして『マーダー・バラッド』でも共演して。
橋本 共演したのってその2作か。なんだかもっとたくさん一緒にやっているような気がしてたわ(笑)。
濱田 私も! 共演以外でもお互いの出演している舞台を観に行ったり観に来たりしているし、LINEでもちょくちょくやり取りしているからね。
――そんな二人が演じる今回の夫婦役、かなり破天荒な夫婦になりそうですね。
橋本 『二都物語』でも夫婦役でしたが、あの時はめぐちゃんの役がどんどん破滅していき、僕は暴走していくめぐちゃんを必死で止めて包み込む役でした。でも今回は一緒に破滅していく夫婦(笑)。それはそれで楽しみですね。壊れていく様はきっと俺たちがほかのチームよりすごい物を見せられると思うよ。
濱田 公演が終わった後、精神的にも肉体的にもどれだけキているのかと想像するとね(笑)。
橋本 そういう意味では心強いです。一人で壊れるのではなく、一緒に壊れてくれる相手がいるから。
濱田 確かに。
橋本 役者としてだけでなく、人としても、めぐちゃんの存在は心の支えになっているんです。2作しか共演していないのに、ずっとどこかで繋がっている気がするんです。共演中も何かあるとめぐちゃんと本音で話していた気がする。役者同士の仕事の話だけでなく人間同士の話もできていたなって。『メタルマクベス』に出演することが決まって、覚悟や決意、チャレンジなどといろいろ思うところがあるけれど、何よりめぐちゃんと一緒、っていうのがすごく安心材料です。
濱田 兄やんは「21年ぶりの復活」っていうプレッシャーや強い想いを感じているんだろうと思いますよ。私は初劇団☆新感線ですから、どういう人たちがいるところに自分が入っていくんだろうって、最初はすごく怖かったんですが、兄やんの名前を聴いて「はあーっ」って大きな安堵の息がこぼれ「楽しみやなあ」という兄やんからメッセージをもらって心が楽になりました。ここに居場所があるって。
■インパクト大のメインビジュアルに…「ウッホー!」
――ひとクセもふたクセもある人だらけのdisc1(笑)。このビジュアル撮影をしたときのことを伺いたいのですが。
橋本 「久しぶりに鎖や!!」って思いました(笑)。
一同 (大爆笑)
橋本 「長いこと鎖を持って写真撮られてこなかったわ!」って思いましたね。懐かしさと共に自分を振り返りました(笑)。ずっと外に出しきれず、自分の中に眠っていたロック魂が鎖を握りしめ、ギターを持った瞬間にぶわっと爆裂しましたね!
濱田 (メインビジュアルを観ながら)……兄やん、前からギターを弾いていたの?
橋本 弾けるけど、歌いながらは弾けない(笑)。歌が入るとストロークくらいしかできなくなっちゃう。口と手が一緒の動きになってしまうので歌と違うカッティングとか入れられないんだ(笑)。
濱田 (笑)。私はビスがいっぱいついたブラを渡されたとき、「これは……そういうことですね!」と思いっきりノリノリで撮ってもらいました。だってここ(胸元)ありきでしょ、この衣裳は!あと「メタルってトゲトゲなんだな」って改めて思いました。
橋本 (メインビジュアルを観ながら)めぐちゃん、意外とあるなあ……ダイナマイトだなぁ(笑)。
濱田 もう、必死よ、必死! よいしょーって上げて頑張りましたから(笑)。
橋本 (笑)。この撮影は、みんなバラバラで撮ってもらっていたから、ほかの人のはどうなってるんだろって楽しみだったんですよ。で、めぐちゃんからランダムスター夫人の画像がLINEで送られてきて……これはウッホー!だなって(笑)。
濱田 ウッホー!でしょ(笑)。
橋本 このセクシーな女の色気がね……簡単には触らせないわよ、うっかり触ったら大怪我するわよ!っていう気迫を感じますね。
濱田 台本を読んだら、夫人が斧を投げるとか、ハサミを投げるとか書かれていて「そういう話なの!?」ってなりましたけど(笑)。
■『メタル』な歌をどう攻略する!?
――『メタルマクベス』はタイトルに「R」が付く「音モノ」(新感線で音楽をメインにした舞台)です。芝居と共に歌のウェイトが大きい作品ですよね。この辺りはどう攻略していく予定ですか?
橋本 『メタルマクベス』は「HR(ハードロック)」というよりやはり「HM(ヘヴィメタル)」なんです。ロックよりメロディアスな部分があって、日本人の心にハマるキャッチーさもある。宮藤さんのブラックユーモアやスパイスがまき散らされていて、一曲一曲どれもおもしろいんですよ。以前、めぐちゃんと共演した『マーダー・バラッド』はロックでしたが、またそれとは一味違う感じなんです。
濱田 ところでこれはどうお稽古したらいいのかしら?楽譜をもらって、さあ歌稽古……といってもピアノで…っていう世界観でもないでしょうから。どうやってやるんだろう。
橋本 ピアノじゃ物足りないよね。たぶん音を収録したものを実際に流してやるんじゃないかな? ピアノでは想いを伝えきれないし。
濱田 そうね。ここまでのヘヴィメタルってなかなかなかったわ。『マーダー・バラッド』でも『メンフィス』でも情熱的な歌は歌ってきましたが、『メタルマクベス』ほど激しい歌を歌ったことがないので……どうしよう!
橋本 めぐちゃんがメタルを歌う姿が今から楽しみですね。めぐちゃんなら大丈夫!間違いない!
濱田 本当に!?だって兄やんだってこういう歌を歌うとき、ものすごい歌い方をするでしょ? この辺(こめかみ)の血管が切れそうな歌い方しているじゃない?
橋本 シャウトとか絶対あるから喉のケアだけはしておいたほうがいいよ。
濱田 寝たら治るっていうレベルじゃないのね。
■「IHIステージアラウンド東京」をどう攻略する!?「二人とも方向音痴なんです」
――360°回転する「IHIステージアラウンド東京」で芝居をする、という点はお二人とも初めてとなりますね。
橋本 先日まで上演していた『髑髏城の七人』は全シーズン観ました。“Season花”を観ている時は他人事のようで楽しんでいましたが、この前『修羅天魔』を観た時には「次、俺はこの舞台に立つんやな」って覚悟を決め、こりゃ大変だと実感しました。舞台の裏も見せていただいたんですが、とにかく広い!空間が広いけど、客席との一体感がものすごくて。普通の劇場だと、舞台があって、オケピがあって、客席が……という距離感でしたが、ステージアラウンドは舞台と客席が一緒の空間のようでした。舞台裏の動線は大変そうです。早速楽屋への帰り道がわからんことになってましたから!スリリングな経験をさせてもらえそうです(笑)。
濱田 方向音痴な私たちにとってはかなり大変なハードルですよ!
橋本 めぐちゃんについて行ったら間違ってた!ってことが過去ありましたから(笑)。
濱田 二人して全く違うところに出てしまって「ごめーん」ってことが何度も(笑)。私はまだ劇場を観たことがないんですが、聴いた話では、東西南北のマークで場所を判別しているそうですが、あまりピンとこないので、色分けとか、動物の絵とか……「象さんの1番」とか「キリンさんの2番」とか…そのレベルで教えていただかないと(笑)。
橋本 俺は東西南北のどこにいるのかってこと自体わからないと思うので、方位磁石を持って芝居に出ないと(笑)。
濱田 「トイレが北北東に」と言われても逆にわからないので「象さんの2番」とか言っていただくほうが分かると思うんですが(笑)。
――「キリンさん」も「しっぽ」の方なのか「頭」のほうなのか(笑)。舞台裏のドキュメンタリー映像をいつか拝見したいですね。
橋本 「違う違う違う、こっちや!」って誰かが叫んでいるよね、きっと。……今はこうやって和やかに笑いながら話していますが…。
濱田 舞台稽古のときは皆泣いていると思うよ。
橋本 もう必死だろうね。「あの時は楽しく想像して笑っていたのになあ」って今日の事を思い出すんだろうなあ(笑)。
■『メタルマクベス』disc1で描きたいのは「馬鹿な大人の生き様」
――お二人にとって、新感線の舞台ってどんな存在ですか?
橋本 新感線の舞台って今、皆が立ちたい舞台の一つだと思うんです。役者が他の舞台では見せることがない馬鹿なところを見せたり、ケレン味たっぷりにどこまでもカッコよくキメられる場所。そこに立つということは、役者としてある意味喜びよりも覚悟が必要になってくると思うんです。気合いと覚悟を持って臨もうと思ってます。それがお客様に伝わるといいですね。これぞ新感線!という真骨頂を見せたいですね。
濱田 私も覚悟が必要だなってすごく思っています。新感線さんの中に入って染まり切って、千秋楽には灰になっていると思いますが、それでもいいと思っています。やりきって「どうだ!」と思えるくらい自分を解放して、『メタルマクベス』のスパイスになりたいです。「disc1に、はまめぐが出ていたけど、いい味きかせてたよね」って言われるようになりたいです。
――最後に、disc2、disc3のランダムスター夫妻たちに対して、自分たちはここは負けない!と思うところをお聞かせください。
橋本 「生き様」かな。彼らよりは長く生きていることもありますし、長く生きた分、経験も多少はあると思うんです。彼らには彼らのキラキラしたエネルギーやまぶしいほどのオーラがある分、俺らは生々しさや必死で二人で寄り添いながら生きているその姿を見せたいです……あとは「馬鹿な大人だなあ」という姿ね!
濱田 そこが大事だよね。命を懸けて馬鹿をやる二人ね。
橋本 「あーあ、何やってんだよこの大人たちは」って思わせたい。いい大人が壊れる様を見せつけてやりたいんです(笑)。
――若い人が馬鹿なことをやるのと、大人が馬鹿をやるのとでは周りの受け止め方も違いますよね。
濱田 大人がやると「イタさ」が違うじゃないですか(笑)。でもイタく見えることですら本気でやって真剣に生きている二人だからこそ、共感できたり「仕方がないなあ、この二人は」って思ってもらえるといいですね。
私としてはランダムスター夫人が生きてきた「道」が見える芝居が出来たら。どうして彼女はここにたどり着いたのか、その歴史が見える芝居がしたいです。あと「熟度」を!
橋本 おおっ!
濱田 disc1は「熟度」がないとね。イチジクやザクロの熟れ過ぎた果実を食べてねって感じを出したいです(微笑)。
取材・文:こむらさき
撮影:山本れお
橋本 さとしさん ヘアメイク:小口あづさ スタイリスト:JOE(JOE TOKYO)
濱田 めぐみさん ヘアメイク:住本由香(マービィ) スタイリスト:尾関寛子
公演情報
■公演期間:2018年7月23日(月)~8月31日(金)
■会場:IHIステージアラウンド東京(豊洲)
■演出:いのうえひでのり
■音楽:岡崎 司
■振付&ステージング:川崎悦子
(原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より)
ランダムスター/マクベス橋本:橋本さとし
ランダムスター夫人/ローズ/植本B:濱田めぐみ
レスポールJr./元きよし:松下優也
グレコ/マクダフ山口:山口馬木也
グレコ夫人/シマコ/林:猫背椿
パール王/ナンプラー:粟根まこと
植本/医者:植本純米
エクスプローラー/バンクォー橋本:橋本じゅん
レスポール王/元社長:西岡德馬
■後援:BS-TBS TBSラジオ
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■企画・製作:TBS ヴィレッヂ 劇団☆新感線
■Produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.
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