20周年を迎える韻シストが地元・大阪でフリーライブ『GO TO NAMBA HATCH 3DAYS!!』を開催
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韻シスト
韻シスト『GO TO NAMBA HATCH 3DAYS!!』2018.5.12(sat)大阪・アメリカ村三角公園前特設ステージ
生演奏ヒップホップバンドのパイオニア・韻シストは、今年結成20周年! 彼らはこれを記念して6月15日(金)~17日(日)の3日間、ホームである大阪のなんばHatchで各日豪華なゲストを迎え『20th ANNIVERSARY ~NeighborFood SPECIAL3DAYS~』を開催する。このライブに先がけ5月12日(土)、大阪・アメリカ村三角公園前の特設ステージでフリーライブ『GO TO NAMBA HATCH 3DAYS!!』が実施された。FM802の生中継も入り、約2000人の人だかりも出現した週末の“熱い” アメリカ村の様子をお伝えしよう。
ライブ開始は19:00だが開始時刻前からファンが押し寄せ、またそれを見た通行人も足を止め、三角公園は人であふれ返っていた。さらに公園前にある特設ステージの大ビジョンには、6月17日(日)のライブにも登場するPUSHIMとコラボレーションしたナンバー「Dreamin'」などのMVが流され、集まった人々の期待感も上昇の一方。すると聞こえてきたのは、FM802の番組『MAGIC NUMBER 802』のDJ・早川和余の声。「三角公園の皆さん、韻シストを迎える準備は大丈夫でしょうか? あとは頼んだ! 『GO TO NAMBA HATCH 3DAYS!!』スタート!!」で、ついに大ビジョンが上がりライブが幕を開ける。
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5人の姿が現れると、当然「キャー」の大歓声。観客はスマホや缶ビールを片手に撮ったり観たり飲んだりと大忙しの大盛り上がり。また“何ごとか?”と近くのビルの窓からは顔がのぞく。ライブは「On & On」でスタート。ファンキーでグルーヴィンなパーティチューンにさっそく揺らされ、TAKUのギターソロには「TAKUさ~ん!」の声があがる。そして「こんばんは。韻シストです! 今日は三角公園の中にもマイクがあるみたいなんで、ラジオ(のオンエア)にのっちゃってください!」(サッコン)とファンを舞い上がらせて次は「Don't leave me」。
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ハッピーな空気をまとったイントロから観客はまさに“ノリノリ”。満面の笑み、キラキラの瞳で5人を見つめ、SHYOUのコーラスに今度は「甘~い」の声。5月の大阪の夜に南国のムードが漂う。さらに続く「哀愁のチューン」では、サビがぐるぐると頭の中をリピートし、心地いいメロディに女性ファンはうっとりといった表情。コール&レスポンスでは「意外と声が出てないですね」(サッコン)と煽られて、どんどんボリュームがアップする。さらに勢いそのままで次は「PARTY SIX」。軽快な2MCの掛け合いとアッパーなテンポに“パーティ!”のシンガロングも発生。小さな子どもは体をくねらせて楽しそうに踊っている。
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と、ラジオの中継はここで終了。ここからは三角公園に足を運んだ人たちだけの“お楽しみタイム”だ。まずは、#insist20thとハッシュタグを付けてSNSにアップしようという「韻シスト ステッカー 関西ジャック 大作戦」の紹介がサッコンからされたのだが、「見えへ~ん」や「もらってな~い」と、メンバーとファンは“フツーに”会話。どこまでもリラックスしきった雰囲気は“さすが、ホーム大阪!”といったところだろう。そして「ラジオは終わったけど、あと1曲やっていいですか?」(サッコン)、「アメ村、パーティは好きですか?」と、「Party is...」のプレゼントへ!
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後方の観客までそろって手を振り、畳み掛けるようにクレッシェンドで“パーティコール”が発声し、前方の人は気分良さげにリップシンク! サッコンが「最高の思い出になりました!」と言うように、わずか5曲ではあったが、スペシャル感が半端ない気持ちのいい5月の夜は、BASIの「パーティピーポー!」のシャウトで爽快に締めくくられた。
取材・文=服田昌子 撮影=日吉“JP”純平