『未来のミライ展』の展示内容が明らかに “時を越える細田守の世界”を、原画や体感型展示で表現

2018.6.15
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2018年7月25日(水)~9月17日(月・祝)まで、東京ドームシティ 「GalleryAaMo(ギャラリー アーモ)」 で開催される、「未来のミライ展~時を越える細田守の世界『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』」の展示内容とイメージビジュアルが明らかになった。

本展は、細田守監督が描く『未来のミライ』の世界を、体感型展示・テクノロジー・原画・背景美術などを通じて立体的なイベントとして再現。また、過去作の展示も豊富に揃えたダイナミックで大規模な展覧会となる。

会場内マップ

本展は、おおきく5つのエリア(A~E PART)で構成され、イントロダクションやポストショーなども鑑賞できる。また、『未来のミライ』の映画資料展示においては、明治大学大学院の氷川竜介特任教授がキュレーションを務め、映画制作時に描かれた直筆の絵コンテや原画、背景美術などを通して、細田守監督の演出の特徴やこだわり、映画の見どころを探る。さらに、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』も数多く展示。『未来のミライ』との共通性も紐解き、まさに“時を越える細田守の世界”を存分に楽しめる内容になっている。

映画『未来のミライ』の主人公くんちゃんが住む家のデザインを手がけた建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠氏や、物語で重要な役割を果たす“黒い新幹線”デザインを手がけた、川崎重工業車両カンパニーの亀田芳高氏などに、本展への参加を依頼。映画同様にジャンルを問わない様々なプロフェショナルたちの協力を得て、本展は映画の世界を表現することにチャレンジする。

また、細田作品を彩る過去作品も含めた登場キャラクターやキーアイテムを等身大フィギュアや立体模型物としても展示。他にもプロジェクションマッピングやホログラムなど、テクノロジーを活用した体感型展示など数多く用意し、子どもから大人までが一緒に楽しめる大規模展覧会となっている。

A PART:ミライちゃんとの出会い

【A PART】オニババ対ヒゲ

主人公のくんちゃんと、生まれたばかりの妹・ミライちゃんとの出会いを表現したエリア。映画『未来のミライ』にプロダクションデザインとして参加し、『しろくまのパンツ』『パンダ銭湯』などで著名なtupera tuperaが描き下ろした劇中絵本『オニババ対ヒゲ』が、本展では巨大な絵本になって登場! まるで絵本に入り込んだかのような構図での写真撮影も可能だ。また、tupera tuperaによる手描きの原画も展示される。

B PART:未来のミライちゃんとの出会い

【B PART】未来ちゃん等身フィギュア

未来からやってきた、ミライちゃんとの出会いを表現したエリア。ミライちゃんの等身大フィギュアが設置される等、来場者がくんちゃんになった気分で、ミライちゃんとの出会いを体感できる。また、ミライちゃん同様、細田監督の過去作に登場する、真琴(『時をかける少女』)や楓(『バケモノの子』)などの“魅力的なヒロイン”もフィーチャーする。

【B PART】くんちゃん

C PART:幼き母との出会い ~ D PART:青年との出会い

少女時代の母との出会いを表現したエリア~“父の面影を宿した青年”との出会いを表現したエリア。過去作を含め、映画製作時に描かれた数百点に及ぶ絵コンテや原画などをダイナミックに一挙展示! 本展で“初出し”となる、手描きのオリジナル原画や背景美術を堪能できる。細田監督からスタッフへのコメントも記された貴重な原画や、鮮やかで繊細、そして美しい背景美術なども必見だ。

E PART:未来の東京駅と“黒い新幹線”

【E PART】遺失物係と駅長

映画の中でも大きなインパクトを放つ、未来の東京駅と本編で重要な役割を果たす架空の新幹線を表現したエリア。没入感を感じる、未来の東京駅の空間を立体的に表現し、tupera tuperaがデザインを手がけた遺失物係に加え、駅長を最新技術の3Dホログラムで再現。さらに、川崎重工業車両カンパニーで実際の新幹線デザインを数多く手がけ、『未来のミライ』では“黒い新幹線”のデザインを手がけた亀田芳高氏の協力のもと、細田守監督が本展での展示を熱望した、実際に座れる“黒い新幹線”の座席も登場! そのほかにも貴重な資料展示を行う。

【E PART】ラブマシーンフィギュア

【E PART】空想の東京駅と黒い新幹線

【E PART】黒い新幹線 社内デザイン

その他のゾーン

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さらに、『サマーウォーズ』でのOZや、『バケモノの子』での渋天街など、細田作品の現実世界との対比となる「もう一つの世界」をフィーチャーしたコーナーを設置。ここでは、『サマーウォーズ』で高い人気を誇るキャラクター“ラブマシーン”の巨大フィギュアが初登場。スマートフォンを使って楽しめる仕掛けも用意されている。また、面白法人カヤックが手がける、ポストショー“細田作品インデックス”では、細田守監督の過去作の名場面の数々を、インタラクティブに体験・鑑賞できる最新のデジタル空間も展開される。

イベント情報

未来のミライ展~時を越える細田守の世界
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』
日程:2018年7月25日(水)~9月17日(月・祝)
※開催期間中無休
時間:10:00~18:00
※最終入館は閉館の30分前まで
場所:GalleryAaMo(ギャラリー アーモ)
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