『東レ パン パシフィック』、戦国女子を彩るトップ選手が出場表明!

2018.7.24
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『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント』は9月17日(月・祝)に本戦がスタート

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かつてシュテフィ・グラフ、マルチナ・ナブラチロワ、マルチナ・ヒンギス、そして伊達公子が優勝した、日本屈指のWTA(女子テニス協会)大会『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント』(以下、東レPPO)。今年は東京のアリーナ立川立飛で、9月17日(月・祝)から本戦が始まる同大会に、世界ランキングトップ10の選手3名が出場を表明した。

WTAの大会の中でも「プレミア」に位置する同大会は、世界のトッププレーヤーが集まることで有名。「日本に来たい!」と公言してはばからない選手も多い、国際的にも人気の大会だ。2016年には日本期待の大坂なおみが惜しくも準優勝に。今年も伊達公子以来の日本人選手の優勝が期待されている。

2016年の全仏、2017年の全英を獲ったガルビネ・ムグルザ。WTAランキングは7位(7月16日現在)で優勝候補の一人だ

今回、出場を表明した選手の一人は、2016年の全仏、昨年の全英で優勝しており、WTAランキング7位(7月16日現在)のガルビネ・ムグルザ(スペイン)。182センチという高い打点から放たれるサーブが最大の魅力だ。あのセリーナ・ウィリアムズに負けないパワーを持ち合わせており、右手フォアだけでなく両手バックからもウィナーが取れる強さを持っている。グランドスラムを制することができる爆発力という点では、女子屈指の力をもつプレーヤーだ。

WTAランキング9位(7月16日現在)のカロリナ・プリスコバ。186センチと恵まれた体で打ち込むボールは圧巻だ

二人目はWTAランキング9位(7月16日現在)のカロリナ・プリスコバ(チェコ)だ。ムグルザを凌ぐ186センチという高身長。メジャー制覇こそないものの、2016年の全米では今年のウィンブルドンで優勝したアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に1-2で惜敗して準優勝。昨年7月には世界ランキング1位にも立った、戦国テニスを彩る主役のひとりだ。大坂なおみとは何度も対戦しているが、パワー系の2人の打ち合いは圧巻だ。200キロ級のサーブの競演が観客を魅了する。

WTAランキング6位(7月16日現在)のキャロリン・ガルシアも出場表明。初戴冠を目指す

三人目はWTAランキング6位(7月16日現在)のキャロリン・ガルシア(フランス)。4大メジャー大会では、2016年の『全仏オープンテニス』のダブルスで優勝している。シングル、ダブルスの両カテゴリーをこなせるマルチプレーヤーで、昨年も世界ランク上位選手が出場する『WTAファイナルズ』に出場し、準決勝まで進出した。177センチと体格もよく、いずれはメジャー制覇すると言われる実力者だ。

日本期待の大坂なおみ。母国開催のタイトルが欲しいところだ

WTAランキングで過去最高順位の18位(7月16日現在)と好調を維持している大坂なおみも、すでに出場を表明している。昨年、一昨年と同大会を2連覇しているキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)も、相性の良い大会だけに出場しそうだ。まさに世界のトッププレーヤーが集まる「プレミア」大会の『東レ PPO』。今年の日本はかつてないほどの暑さが襲っているが、きっと9月はさらに“熱い”戦いが観られるだろう。

イベント情報

『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』

 日時:9月17日(祝・月)~18日(火) 11:00試合開始(シングルス・ダブルス 1回戦)
    9月19日(水) 11:00試合開始(シングルス 2回戦・ダブルス 1回戦)
    9月20日(木) 12:00試合開始(シングルス 2回戦・ダブルス 準々決勝)
    9月21日(金) 12:00試合開始(シングルス 準々決勝・ダブルス 準決勝)
    9月22日(土) 12:00試合開始(シングルス 準決勝・ダブルス 決勝)
    9月23日(日) 11:00試合開始(シングルス決勝・エキシビション)
 場所:アリーナ立川立飛(東京都立川市)

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