風間俊介、ディズニー愛が大爆発！『ウォルト・ディズニー・アーカイブス展』イベントレポート

2018年8月1日（水）〜8月20日（月）まで、『ウォルト・ディズニーアーカイブス展 ～ミッキーマウスから続く、未来への物語～』が、松屋銀座にて開催される。7月31日（火）に開催されたオープニングイベントには、大のディズニー好きで知られる風間俊介と、ウォルト・ディズニーアーカイブスのリック・ロレンツが登壇した。

ディズニーの貴重な品々を前に、風間俊介「興奮が溢れ出ちゃって大変！」

本展では、日本のディズニーファンのために特別にまとめられた400点以上もの衣装や小道具が展示されている。さらに、今年はミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年ということで、リックは「こういったスペシャルな展示会をするのに適した年」と説明し、1929年から今日までに至る、ミッキーマウスの展示に注目してほしいと語った。

風間俊介は、ウォルト・ディズニーを意識したチャコールグレーのスーツで登場。「今年で35歳になるんですけど、ディズニー歴は35年になると思います！」と気合い十分にコメントし、「今回のアーカイブ展は、今までのディズニーの歴史、アニメーションの歴史、クリエイターたちの歴史がつまっています。なので、すべての芸術に関わる人たち、そして芸術を愛する人たちに見てもらいたい」と、言葉を続けた。

また、貴重なウォルト・ディズニーアーカイブスを実際に目の当たりにし、「抑えようとしているんですけど、興奮が溢れ出ちゃって大変です！　もう本当に、これを逃したら二度と見られないんじゃないかってくらい貴重なものがあって、圧倒されるばかりです。本当にすごい展覧会です。こんな機会が人生でやってくるなんて思っていませんでした、幸せです！」とさらに熱を込めて話し、会場に集まった記者らを笑わせていた。

風間俊介の私物、『ノートルダムの鐘』の下敷きも

本展では、風間自身の私物である『ノートルダムの鐘』の下敷きも展示されている。この下敷きは、作品公開当時、風間が実際に映画館へ足を運んで購入したものだそう。そんな思い入れのある『ノートルダムの鐘』について、風間は以下のように振り返る。

「ディズニーは、これまで差別や偏見、それに立ち向かう人たちを描いてきました。僕の中で、差別や偏見に対する思いを確立させてくれた作品が『ノートルダムの鐘』です。僕は今、福祉の番組やパラリンピックに関わらせてもらっていますが、そういった基盤を作ってくれたのがディズニーの作品たちで、さらにそれを決定づけてくれたのが『ノートルダムの鐘』です。そういった思いを込めて、出展させていただきました」

「展示のすべてが見どころなんですけど、入り口の門をくぐって最初に出会うミッキーの歴史に注目です。『すべては一匹のねずみから始まった』というウォルトの言葉がありますが、今は大人になった方も、自分が初めて出会ったミッキーを見つけられるはずです。その時に自分がどんなことを思ったのか、自分の歴史とミッキーの歴史を照らし合わせて見てもらえるんじゃないかな。僕はすべてのディズニー作品を愛していますが、やっぱりそのスタートはミッキーマウスだったんだなって改めて感じさせてくれる、本当に素敵な展示でした」と話す風間。

また、ウォルト・ディズニーの再現デスクについても、「ウォルト・ディズニーは、このデスクでいろんなことを考えていたんじゃないかと思いを馳せることができるような素晴らしい展示。アニメーター、クリエイターとしてだけでなく、経営者としての苦悩、その歴史をすべて感じられる、歴史がにおってくるような展示でした」と感想を述べた。

豪華な展示を前にして、ディズニー愛が大爆発している風間に、リックから記念品の贈呈が。会場入り口のパネルに描かれているものとおそろいの、5体のミッキー人形だ。

プレゼントを受け取った風間は、「かわいらしいだけではなく、歴史も感じられる素敵な贈り物をいただきました、ありがとうございます」とこの日一番の笑顔を見せつつ、「僕らが愛しているディズニーの作品が、これだけの愛と情熱で作られているんだということを肌で感じることができる、特別な展示会です。この機会を逃したらもう見られないかもしれません。なので、ぜひぜひ自分の肌でディズニーの歴史を感じてもらいたいなと思います。本当に、僕はこの場所で展示を見ることができて心から幸せだなと思いました。多くの人にこの幸せを味わってほしいです」と、最後まで愛情たっぷりのコメントを寄せていた。

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