石川遼も参戦！ 『フジサンケイクラシック』は8/30開幕

今年で46回目を迎える『フジサンケイクラシック』が、8月30日（木）から富士桜カントリー倶楽部で開催される。

富士桜カントリー倶楽部は霊峰富士をのぞむ、世界屈指の名コースと言えるだろう。標高1000メートルを超えるホールもあり、平地よりも距離が伸びるため、グリーン上でのパッティングを制することが栄冠を勝ち取る鍵となる。

昨年はH・W・リュー（韓国）、小平智、スンス・ハン（米国）の3人が通算3アンダーの281で並ぶと、プレーオフの激闘をリューが制して、5年ぶり2度目の日本ツアー優勝を飾った。なお、通算3アンダーでの優勝は、富士桜カントリー倶楽部では最小スコアとなる。

数々の激闘を繰り広げたこの地に、今年踏み入れるのは8月21日の時点で賞金ランキング1位の時松隆光を始め、大会連覇を狙うリュー、2009・2010年に大会連覇を果たした石川遼、今シーズン時松と共に初の全英オープンに挑戦した秋吉翔太など。さらに今年の10月で50歳になるベテラン深堀圭一郎が主催者推薦で出場するなど、今年もそうそうたるメンバーが揃った。

特に深堀は昨年11月に左肘を故障してファイナルQTを途中棄権した後、今年の1月と5月に大谷翔平も受けた「PRP療法」を受け、復活へ向けて戦っている。そんな中、『長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント』では3回戦に進出。『ISPSハンダマッチプレー選手権』でも3回戦に進出し、復活へ向け1歩1歩進んでいる。今年の『フジサンケイクラシック』ではベテランの一打にも注目したい。